【馬術】92年ぶりのメダル獲得!パリ2024オリンピックで総合馬術団体が銅メダル

日本時間29日、ヴェルサイユ宮殿内に設置された特設会場で開催された「パリオリンピック2024・馬術総合馬術団体」において、日本が総合馬術で史上初となるオリンピック銅メダルを獲得した。

メダル獲得はロサンゼルス1932の障害馬術個人で金メダルを獲得した西竹一以来、実に92年ぶりの獲得となった。

同競技は3選手の馬場馬術、クロスカントリー、障害飛越の3種目による総合点で争う団体競技。現地時間の7月27日に馬場馬術が行われ、28日にクロスカントリーが行われ、2種目終了時点で日本はメダル獲得圏内の3位に入っていた。

しかし、最終種目である障害馬術前に馬体検査をクリアできなかった馬が出たため、選手・馬の交代によりチームとして20点の減点を受けた。前日暫定3位だった順位を2つ下げ、障害馬術は5位から挑むことになった。

思わぬアクシデントに見舞われたが、最終競技では規定時間内にフィニッシュできなかったタイム減点こそあったものの田中利幸選手、戸本一真選手、大岩義明選手の3組いずれもが障害物をひとつも落とさずに走行。再び3位に浮上し、メダル獲得を果たした。1~3位の結果は以下の通り。

■パリオリンピック2024・馬術総合馬術団体結果

  • 1位:イギリス(91.30)
  • 2位:フランス(103.60)
  • 3位:日本(115.80)