今年5月の日本ダービーで12着だったサンライズジパング(牡3、音無秀孝厩舎)は、9月3日に盛岡競馬場で開催される不来方賞(Jpn2、ダ2000m)へ向かうことが明らかになった。鞍上は今年初戦の若駒S・1着でもコンビを組んだ武豊騎手を予定。
近4戦は芝の中距離路線を走ってきたが、もともと2歳時にはJBC2歳優駿でフォーエバーヤングの2着に好走していた実績馬。芝でも重馬場の若駒Sを快勝していることから、ダート路線での活躍に期待する声も少なくなかった。
不来方賞はこれまで岩手クラシックの三冠目として施行されてきたレースだったが、今年からJRA交流のJpn2にリニューアル。勝ち馬には、地方・JRAの所属を問わず新設の3歳ダート三冠の最終戦・ジャパンダートクラシックへの優先出走権が与えられる。