6月16日に京都競馬場で開催されたマーメイドS(G3、芝2000m)を逃げ切って重賞初制覇を果たしたアリスヴェリテ(牝4、中竹和也厩舎)が、11月2日にアメリカのデルマー競馬場で開催されるBCフィリー&メアターフ(G1、芝2200m)への挑戦に向けて調整されていくことが明らかになった。6日、同馬を管理する中竹調教師が明かした。
また、ステップレースとして9月1日に新潟競馬場で開催される新潟記念(G3、芝2000m)か、現地のレースが検討されている。
前走のマーメイドSでは永島まなみ騎手が騎乗し、1000m通過58秒3のマイペースで逃げる競馬を展開。50kgの軽ハンデを活かして軽快に飛ばしていき、残り400mまでセーフティリードを保ちつつ、最後は2馬身差を付けて危なげない競馬で勝ち切った。格上挑戦となった一戦を見事に制した素質馬の海外挑戦に注目だ。