サマースプリントシリーズ第4戦「CBC賞」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
キタノエクスプレス(牡6、坂口智康厩舎)
8/14(水)栗東・坂路(良)4F53.1-3F37.9―2F24.1―1F11.9(馬なり)
国分優作騎手を背に栗東坂路で2頭併せ。古馬2勝クラスの僚馬レッドエンヴィーを先行させ、内からラスト1F11秒9の脚で半馬身交わして先着しました。懸命に追われる相手に対して持ったままの馬なりで楽に交わしてと、動きは抜群。1週前も坂路で同じくレッドエンヴィーと併せ馬を行い、4F52.5-1F11.8をマークして先着。坂路主体で追われるようになってから2週連続しまい11秒台は今回が初めてで、状態面は絶好という印象です。
カンチェンジュンガ(牡4、庄野靖志厩舎)
8/14(水)栗東・坂路(良)4F53.3-3F38.4―2F24.5―1F11.9(馬なり)
栗東坂路で2頭併せ。古馬1勝クラスの僚馬サドルを先行させ、しまい重点に追われると内からジワジワと伸びてラスト1F11秒9の脚で並びかけて併入しました。1週前は栗東坂路で一杯に追われ、4F49.8-1F12.7の好時計をマーク。道中のラップはキレイで、全体時計は自己ベストを更新する好時計。先週は全体で速い時計をマークし、最終追いはしまいの反応と伸びを確かめて11秒台をマークと、順調に仕上げられた印象です。
サウンドビバーチェ(牝5、高柳大輔厩舎)
8/14(水)栗東・CW(良)6F81.2-5F65.0―4F49.8―3F35.4―1F11.3(馬なり)
永島まなみ騎手を背に栗東CWコースで単走。外を回りながらも4F49秒8と全体でも速い時計をマークしながら、しまいもラスト1F11秒3の猛時計をマークしてゴールしました。1週前は永島騎手を背にCWコースで一杯に追われ、6F77.9-1F12.3の好時計をマーク。ラスト2Fはやや減速ラップでしたが、時計は自己ベスト更新の好時計しており、最終追いではしっかりと11秒台前半の好時計をマークしています。近走はズブくなってきている印象がありましたが、気温が上がって体が作りやすくなった効果もあってか、動きは抜群で好時計を連発。期待できる状態に仕上げられていると見て良さそうです。