今週末は新潟でレパードステークスが行われるが、昨年の同競走の3着馬だったエピカリス(牡4、藤田輝信厩舎)は、今年はレパードステークスではなく、地方馬として大井競馬のトゥインクルバースデー賞に出走する予定となっている。
エピカリスは3月に中山競馬場で行われたマーチステークス(14着)を最後に、5月に美浦の萩原清厩舎から大井の藤田輝信厩舎へ移籍した。今週31日(火)に大井競馬場で開催されるトゥインクルバースデー賞が移籍後の初戦となる。
昨年はUAEダービーで2着に入線するなど海外重賞でも活躍が目立ったが、レパードステークスの3着以降はみやこステークスで8着、前走のマーチステークスで14着と芳しくない結果が続いており、新天地で立て直しを図るかたちとなった。
今年のトゥインクルバースデー賞は11頭立て。11頭中9頭が元JRA所属馬で、中でもブリリアントカップ競走でリッカルドを相手に3着に健闘したディアドムス(牡6、森下淳平厩舎)や、金盃競走の制したクラージュドール(牡8、川島正一厩舎)、昨年の東京記念を勝ったサブノクロヒョウ(牡5、阪本一栄厩舎)など骨のあるメンバーが揃っている。
とは言え、エピカリスの実績を考えれば当然勝ち負けのメンバー。3月ぶりとなる久々のレースで距離もキャリア初となる2000mと条件は決して楽ではないが、本来本調子であれば中央の重賞もあっさり獲れていたようなポテンシャルを持っている馬だ。南関競馬の名手・御神本訓史騎手との新コンビなら、復活に期待してもよいか。
トゥインクルバースデー賞は7月31日(火)に大井競馬場にて、20:10発走予定。