これまで二度JRAの騎手免許を受験しているミカエル・ミシェル騎手が23日、三度目の受験のため今年も来日した。今年は9月25日に第一次試験が行われ、合否は10月3日に発表される予定となっている。また、来月10月1日にはNAR(地方競馬全国協会)の短期免許も受験予定となっており、これに合格すれば地方競馬においては2020年以来、二度目の短期免許での騎乗となる。
ミシェル騎手は2020年に一度目のJRA通年免許試験を受験する予定であったが、コロナウイルス感染拡大の影響で来日許可が得られず断念。2022年にようやく受験するも、一次試験で不合格に。翌年2023年に再チャレンジするも、ここでも一次試験で不合格となった。今年も三度目の受験に臨む予定であることを8月の時点で明かしており、試験への強い意志を示していた。
2019年のWASJで初来日し、第3戦目ではスワーヴアラミスに騎乗して1着となり、JRA初勝利を挙げた。2020年に地方競馬の短期免許で3ヶ月間騎乗した際には、地方競馬通算30勝を挙げ、南関競馬での短期免許取得外国人騎手の最多勝記録を更新。
金髪のロングヘアとモデル顔負けの美貌とスタイルの良さから“美しすぎる騎手”として日本の競馬ファンを魅了。本人のSNSでは度々日本への愛を綴っており、親日家としても知られる女性ジョッキーだ。再び国内で“ミシェル・スマイル”が見れる日を楽しみに待ちたい。