【シリウスステークス2024】出走予定馬の予想オッズ&過去10年のデータから読み解く傾向

今週末はダートハンデ重賞の「シリウスS」が中京競馬場で開催。11月のJBCクラシックやチャンピオンズカップといったビッグレースへ向けてダート中距離路線の実力馬が集う一戦です。今回は過去10年間のデータをもとにシリウスSの傾向を探っていきたいと思います。

■人気サイドが中心、堅実決着傾向が強め

人気は「1番人気」が最多の4勝を挙げており、連対数も最多です。3着内の回数は「2番人気」が最多となっています。上位人気は比較的堅実ですが、「6~9番人気」は2着3回、3着3回となっており、このあたりの人気薄が2・3着に絡んでくるケースが目立っています。「10番人気以下」は3着内が1勝1回のみとなっており、大穴が絡むことは稀です。比較的堅実決着傾向が強めの一戦ですが、2・3着が荒れるケースが多く、紐荒れには警戒したいところです。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 4 1 0 5
2番人気 1 3 2 4
3番人気 1 1 3 5
4番人気 2 0 1 7
5番人気 0 2 1 7
6~9番人気 1 3 3 33
10番人気以下~ 1 0 0 54
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 1 0 0 0
2.0~2.9倍 0 1 0 1
3.0~3.9倍 3 2 0 4
4.0~4.9倍 1 0 2 2
5.0~6.9倍 2 3 4 9
7.0~9.9倍 1 0 1 12
10.0~14.9倍 1 2 1 10
15.0~19.9倍 0 1 1 2
20.0~29.9倍 0 0 0 10
30.0~49.9倍 0 1 0 12
50.0~99.9倍 1 0 1 25
100.0倍以上 0 0 0 28
馬単/3連単データ
馬単 3連単
2014 1,510 円 15,330 円
2015 1,870 円 6,810 円
2016 1,560 円 5,380 円
2017 72,370 円 468,950 円
2018 5,040 円 40,080 円
2019 10,750 円 111,770 円
2020 3,980 円 65,830 円
2021 7,170 円 31,240 円
2022 3,960 円 49,520 円
2023 1,820 円 7,060 円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 オメガギネス 2.4
2 ハピ 4.2
3 ハギノアレグリアス 8.9
4 ロコポルティ 12.4
5 ヴァンヤール 17.9
6 サンデーファンデー 19.1
7 リチュアル 21.6
8 ビヨンドザファザー 24.9
9 サンライズアリオン 30.1
10 カフジオクタゴン 38.9
11 グリューヴルム 45.3
12 フリームファクシ 52.8
13 ヴィクティファルス 58.9
14 フタイテンロック 87.5
15 サンマルレジェンド 176.8
16 エナハツホ 212.7

■「内枠」が不振&「差し」がやや優勢

コースは中京のダート1900mを使用。例年阪神の2000mが舞台となりますが、今年は中京の1900mでの開催。2020年~2022年も同様に開催がスライドした影響で中京の1900mでの開催となっているため、「枠番」と「脚質」については中京の傾向に焦点を当て、中京で開催された2020年から2022年の過去3回分のデータをまとめました。

枠は「1~3枠」は連対数が1回のみとなっており、勝ち馬は真ん中よりも外の枠から出やすい傾向となっています。

脚質は「差し」が最多の2勝を挙げており、連対数も最多となっています。3着内の数は「先行」と「差し」で差はありませんので、「差し」がやや優勢という程度に考えておきたいと思います。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 0 1 1 4
2枠 0 0 2 4
3枠 0 0 0 6
4枠 1 1 0 4
5枠 1 0 0 5
6枠 0 1 0 5
7枠 0 0 0 6
8枠 1 0 0 5
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 0 0 3
先行 1 1 2 8
差し 2 1 1 14
追い込み 0 1 0 14

■ハンデが「55kg」の馬に注目

ハンデは、3勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「55kg」に注目です。馬体重の増減は、最多の8勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3~+3kg」に注目です。

ハンデデータ
ハンデ 1着 2着 3着 4着以下
~50kg 0 0 0 2
52kg 0 0 0 1
53kg 1 1 0 9
54kg 1 2 1 29
54.5kg 0 0 0 1
55kg 3 2 2 20
55.5kg 0 1 0 0
56kg 3 1 1 21
56.5kg 0 0 0 1
57kg 0 1 2 9
57.5kg 1 0 2 9
58kg 0 2 2 10
58.5kg 1 0 0 3
馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
~-20kg 0 0 0 3
-19~-10kg 0 1 0 5
-9~-4kg 0 3 0 25
-3~+3kg 8 4 5 52
+4~+9kg 2 2 5 24
+10~+19kg 0 0 0 6
今回減 4 5 2 49
同体重 1 1 0 19
今回増 5 4 8 47

[該当馬] ハンデが55kgの馬

  • カンピオーネ
  • グリューヴルム
  • サンデーファンデー
  • サンライズアリオン
  • リチュアル

■「5歳」が好成績

年齢は「4歳」と「5歳」が3勝ずつを挙げており、とくに「5歳」は連対数と3着内の回数も最多となっており、好成績です。性別は10勝を挙げている「牡馬」が中心となります。所属は「栗東」が9勝を挙げており、関西馬が優勢です。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
3歳 2 2 0 8
4歳 3 0 3 21
5歳 3 5 3 35
6歳 2 1 4 20
7歳 0 1 0 20
8歳以上 0 1 0 11
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牡馬 10 7 9 107
牝馬 0 1 0 3
セン馬 0 2 1 5
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 1 0 0 16
栗東 9 10 10 99

[該当馬] 5歳馬

  • エナハツホ
  • カフジオクタゴン
  • カンピオーネ
  • グリューヴルム
  • サンライズアリオン
  • ハピ
  • ビヨンドザファザー
  • フタイテンロック
  • リチュアル

■前走レースは「BSN賞」に注目

前走レースは、唯一2勝を挙げている「ジャパンダートダービー」が参考レースとしての重要度が高そうですが、今年は同レースから来る馬がいませんので、連対数と3着内が最多の「BSN賞」に注目したいと思います。

前走着順は「1着」が最多の3勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。3着内に好走した回数は11回と多く、前走で勝っている馬は好走しやすい傾向となっています。

前走レースデータ
前走レース 1着 2着 3着 4着以下
ジャパンDダービー 2 0 0 4
BSN賞 1 3 3 14
エルムステークス 1 1 1 8
オークランドレーシングクラブT 1 1 0 1
帝王賞 1 0 1 2
ラジオ日本賞 1 0 0 15
プロキオンステークス 1 0 0 4
マーキュリーC 1 0 0 3
ジュライステークス 1 0 0 2
平安ステークス 0 1 2 8
前走クラスデータ
前走クラス 1着 2着 3着 4着以下
G2 0 0 0 3
G3 2 3 3 26
リステッド/オープン 3 5 6 64
3勝クラス 1 2 0 8
2勝クラス 0 0 0 1
1勝クラス 0 0 0 1
地方 4 0 1 12
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 3 5 3 23
2着 2 0 0 6
3着 0 1 1 8
4着 2 2 2 7
5着 0 1 1 7
6~9着 3 1 3 38
10着以下~ 0 0 0 26

[該当馬] 前走がBSN賞だった馬

  • ヴァンヤール(3着)
  • ビヨンドザファザー(5着)

■騎手はフラットな傾向

騎手は「幸英明」が唯一2勝を挙げていますが、今年は騎乗予定がありません。他に傾向は見られませんので、騎手についてはフラットな目線で予想したいと思います。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
幸英明 2 0 0 5
和田竜二 1 1 2 4
藤岡佑介 1 1 0 2
C.ルメール 1 0 1 2
武豊 1 0 0 5
秋山真一郎 1 0 0 3
岩田望来 1 0 0 2
古川吉洋 1 0 0 1
石川裕紀人 1 0 0 0
福永祐一 0 1 2 4