【スプリンターズステークス2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

秋の短距離王者決定戦「スプリンターズS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

サトノレーヴ(牡5、堀宣行厩舎)

9/25(水)美浦・坂路(良)4F54.6-3F39.5-2F24.9-1F11.9(馬なり)

D.レーン騎手を背に美浦の坂路で2頭併せ。僚馬を5馬身ほど先行させ、道中は最後方で鞍上が折り合いを確認しながら追走。直線では前の2頭がめいっぱい追われる中、楽な手応えのまま最内からラスト1F11秒9の脚で並びかけて併入しました。1週前はWコースで2頭併せを行ない、5F63.3-1F11.2の好時計をマークして先着。しまい2Fは11.3-11.2の好ラップで、時計は自己ベスト更新と文句無しの内容です。先週の時点でほぼ仕上がっており、最終追いは騎手に感触を確かめてもらう状態確認がメインとなる追い切りを消化。レーン騎手も追い切りのために弾丸来日しており、高い本気度を感じます。馬は心身ともに好状態で、万全の態勢を整えていると見て良さそうです。

オオバンブルマイ(牡4、吉村圭司厩舎)

9/25(水)栗東・坂路(良)4F54.3-3F39.7-2F25.3-1F12.2(馬なり)

栗東坂路で単走。外ラチ沿いを弾むようなフットワークで駆け上がり、ラスト1Fは12秒2をマークしてゴールしました。時計はそこまで出ていませんが、素軽さが目立つフットワークから好調ぶりがうかがえます。1週前は武豊騎手を背に坂路で2頭併せを行っており、4F52.0-1F11.9をマークして先着。強い負荷はかけられていませんが、先週のしまいの反応や伸び、最終追いの軽快さからすでに好状態に整いきっているという印象です。休み明けを使われた上積みは大きそうで、本番のパフォーマンスが楽しみな1頭です。

ウイングレイテスト(牡7、畠山吉宏厩舎)

9/25(水)美浦・W(良)5F67.6-4F52.5-3F37.8-1F10.9(馬なり)

松岡正海騎手を背に美浦のWで単走。序盤はゆったりと入って息を入れると、最後の直線はラスト1F10秒9と圧巻の切れ味を見せてゴールしました。1週前も松岡騎手を背にWコースで2頭併せを行ない、6F81.8-1F10.9の好時計をマークして併入。先週・最終としまいは10秒9と切れ味は抜群です。夏すでに2戦使われていますが、いずれも追い切りではしっかり攻められて結果も出しており、今回も負荷をかけつつしまい切れてと、疲れも全く見られず絶好の気配です。