サウジアラビアロイヤルカップ(2024)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

東京競馬の土曜メインは2歳重賞の「サウジアラビアRC」です。今年で開催10回目と歴が浅いですが、今回2014年に新設重賞として開設された改称前のレース「いちょうステークス(G)」を含む過去10年間のデータをもとにサウジアラビアRCの傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気が好成績、堅実決着傾向が強め

騎手は「1番人気」と「3番人気」が最多の3勝ずつを挙げており、連対数は「1番人気」、3着内の回数は「1・2番人気」が最多タイとなっています。勝ち馬は10頭全てが「4番人気以内」から出ており、勝ち馬が荒れることはありません。人気薄を見ますと「6~9番人気」は2・3着が2回ずつとなっており、「10番人気以下」になると3着内は0回で大穴は全く絡んでいません。3連単も10万馬券以上が1回と少なく、昨年は3・2・1番人気で決着し、2021年は1~3番人気が人気順に決着するなどガチガチの人気決着も目立ちます。堅実決着傾向がかなり強いレースと言って良いでしょう。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 3 4 1 2
2番人気 2 4 2 2
3番人気 3 0 4 3
4番人気 2 0 1 7
5番人気 0 0 0 10
6~9番人気 0 2 2 33
10番人気以下~ 0 0 0 16
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 2 1 0 2
2.0~2.9倍 1 4 2 0
3.0~3.9倍 1 1 1 0
4.0~4.9倍 0 1 0 1
5.0~6.9倍 3 1 2 4
7.0~9.9倍 3 0 2 3
10.0~14.9倍 0 0 0 8
15.0~19.9倍 0 0 2 5
20.0~29.9倍 0 0 0 2
30.0~49.9倍 0 2 0 17
50.0~99.9倍 0 0 1 13
100.0倍以上 0 0 0 18
馬単/3連単データ
馬単 3連単
2014 4,670 円 22,600 円
2015 2,460 円 7,220 円
2016 2,150 円 5,040 円
2017 1,010 円 6,920 円
2018 2,290 円 12,060 円
2019 430 円 1,080 円
2020 1,880 円 34,420 円
2021 370 円 670 円
2022 18,370 円 129,400 円
2023 2,040 円 3,520 円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 アルレッキーノ 1.9
2 ヒシアマン 5.1
3 マイネルチケット 9.7
4 アルテヴェローチェ 19.9
5 タイセイカレント 34.8
6 シンフォーエバー 56.7
7 フードマン 87.9
8 ニシノルアノーヴァ 176.8

■「内枠」が不振&勝ち馬は「先行」から出やすい

コースは東京の芝1600mを使用。枠は「5枠」と「6枠」が2勝ずつを挙げており、連対数は「5枠」が最多、3着内の回数は「8枠」が最多となっています。極端な傾向は見られませんが、「1枠」は連対数2回、「2枠」は連対数0回となっており、内枠がやや不振です。

脚質は「先行」が最多の6勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。ただ、「差し」も2着は5回と多く、「追い込み」も3勝を挙げるなど後ろからの馬も好走しています。「逃げ」以外の脚質はまんべんなく好走しており、とくに勝ち馬は「先行」から出やすい傾向となっています。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 1 1 2 7
2枠 1 0 2 8
3枠 1 2 1 7
4枠 1 0 0 10
5枠 2 2 0 9
6枠 2 1 1 9
7枠 1 2 1 11
8枠 1 2 3 12
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 1 1 8
先行 6 2 6 20
差し 1 5 2 20
追い込み 3 2 1 25

■勝ち馬は馬体重プラスの馬から出やすい

連対数と3着内は馬体重を減らしてきた馬が最多ですが、プラスで臨んだ馬が6勝と勝ち馬は馬体重を増やしてきた馬から出やすい傾向となっています。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
-19~-10kg 0 0 3 1
-9~-4kg 2 4 4 14
-3~+3kg 2 4 2 33
+4~+9kg 3 2 0 18
+10~+19kg 3 0 1 7
今回減 3 6 8 23
同体重 1 2 0 7
今回増 6 2 2 43

■関東牡馬が好成績

性別は、9勝を挙げている「牡馬」が中心となります。所属は「美浦」が6勝を挙げており、関東馬がやや優勢です。

性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牡馬 9 6 8 63
牝馬 1 4 2 10
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 6 6 7 47
栗東 4 4 3 25
地方 0 0 0 1

■前走は「新馬」を勝ち上がってきた馬が中心

前走レースは「新馬」が最多の7勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。ほとんどの出走馬が新馬戦を勝ち上がってきた馬なので、必然的に前走は「新馬」が占める形となります。

また、前走着順においても、前走を勝ち上がってきた馬がほとんどのため、「1着」の馬が占めるかたちとなります。レースの特徴的な要素が反映してのもので、傾向とは言い難いところがあるので、参考レースとしての重要度はそこまで高いとは言えないでしょう。キャリアの少ない2歳戦なので、参考レースは特定のレースを重要視するよりも内容を見るしかなさそうです。

前走レースデータ
前走レース 1着 2着 3着 4着以下
新馬 7 8 3 14
未勝利 3 0 4 21
新潟2歳ステークス 0 1 2 5
コスモス賞 0 1 0 1
札幌2歳ステークス 0 0 1 5
アスター賞 0 0 0 12
函館2歳ステークス 0 0 0 3
クローバー賞 0 0 0 2
カンナステークス 0 0 0 2
野路菊ステークス 0 0 0 2
前走クラスデータ
前走クラス 1着 2着 3着 4着以下
G3 0 1 3 13
リステッド/オープン 0 1 0 12
1勝クラス 0 0 0 13
新馬・未勝利 10 8 7 35
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 10 9 7 36
2着 0 0 0 4
3着 0 0 0 7
4着 0 0 0 3
5着 0 0 1 7
6~9着 0 1 2 8
10着以下~ 0 0 0 8

■騎手は「C.ルメール」に注目

騎手は「横山典弘」騎手が最多の3勝を挙げていますが、今年は騎乗予定がありませんので、次いで勝利数が多く、連対数と3着内が最多の「C.ルメール」騎手に注目したいと思います。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
横山典弘 3 0 0 1
C.ルメール 2 2 1 2
川田将雅 1 1 0 0
横山和生 1 0 0 1
石橋脩 1 0 0 1
柴田善臣 1 0 0 1
松山弘平 1 0 0 0
戸崎圭太 0 1 3 5
津村明秀 0 1 0 4
福永祐一 0 1 0 1

[該当馬] C.ルメール騎手の騎乗予定馬

  • アルレッキーノ