【東京ハイジャンプ予想2024】暮れの大一番へ繋がる重要な一戦!ジューンベロシティやニシノデイジーなど出走予定馬を考察

今週日曜は東京競馬場で障害G2の「東京ハイジャンプ」が開催。暮れの大一番・中山大障害の前哨戦として実績馬が多く集結するレースです。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

ジューンベロシティ(牡6、武英智厩舎)

前走の東京ジャンプSを制し、連覇を果たしたジューンベロシティ。終始カラ馬に絡まれてうまく息を入れることができず苦しい競馬を強いられましたが、最後まで集中力を切らさずに勝ち切っており、着差以上に強い内容でした。昨年の東京ハイジャンプも4着と東京コースは安定しており、前目から堅実に末脚を伸ばして上位争いを演じてくれる実力馬です。前走から引き続き同じ東京が舞台で同じ斤量の60.0kgなら勝ち負けでしょう。

ニシノデイジー(牡8、高木登厩舎)

前走の中山グランドジャンプ・3着から参戦するニシノデイジー。2022年の中山大障害の覇者で、昨年の中山大障害も2着と中山での実績が目立つ馬ですが、芝時代は東京スポーツ杯を制し、東京の障害コースも3戦して【1-1-0-1】と決して悪くはありません。これまでは好位からの競馬が基本でしたが、昨年秋頃からはスタートから安定して逃げ・番手のかたちを取ることが出来ており、近戦見せている先行力の強さは高く評価したいところ。東京でも得意のかたちから粘りきれるかに注目です。

アサクサゲンキ(セ9、音無秀孝厩舎)

前走の京都ハイジャンプ・3着から参戦するアサクサゲンキ。障害キャリア5勝中4勝を小倉で挙げており、安定した飛越と器用に立ち回れる機動力が武器です。G2の京都ハイジャンプでも上位争いできる実力馬ではありますが、やはり買いたいのは持ち味が生きる中山や小倉。器用さの重要度が下がる東京コースでも同じようなパフォーマンスを発揮できるかどうかがカギとなりそうです。9歳でもまだまだ安定して前目で粘ってくれる力があり、適性外の舞台となるここでも侮れない1頭です。