【菊花賞2024】1週前追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開

クラシック三冠の最終戦「菊花賞」へ向けて各馬が1週前追い切りを終えてきました。今回はとくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしましたので、予想の際にお役立てください。

メイショウタバル(牡3、石橋守厩舎)

10/10(木)栗東・CW(良)6F83.3-1F11.2(馬なり)

浜中俊騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。古馬1勝クラスの僚馬ヤブサメを2馬身先行させ、道中はリズムを重視して我慢させながら追走。直線は内に進路を取って追われると、鋭い反応と伸びでラスト1F11秒2の脚で交わして2馬身先着しました。序盤で行きたがるところを見せましたが、掛かるほどではなく、騎手もうまくなだめてすぐに落ち着きを取り戻して追走できており、掛かって大敗した皐月賞からかなり気性面で成長してきた印象です。本番でもこれだけ我慢できればしまいもしっかり伸びていけそうです。

アドマイヤテラ(牡3、友道康夫厩舎)

10/9(水)栗東・CW(良)6F81.4-1F11.7(馬なり)

武豊騎手を背に栗東CWコースで3頭併せ。2歳1勝クラスの僚馬カムニャックと古馬1勝クラスのストーンズとあわせて、直線はカムニャックが早々に下がって離脱し、しまいはストーンズと2頭であわせるかたちに。ラスト1Fは11秒7の脚を使えていますが、捉えきれず1馬身遅れてゴール。相手には遅れましたが、普段のこの馬の追い切りを考えれば十分に動いて時計も出ています。実戦タイプという印象でこれまでは追い切りの内容はさほど重要視できなかった馬でしたが、春あたりから調教でもよく動くようになってきており、今回も1週前でこの動きと時計なら順調と見て良さそうです。

エコロヴァルツ(牡3、牧浦充徳厩舎)

10/9(水)栗東・CW(良)7F99.4-1F11.8(馬なり)

岩田康誠騎手を背に栗東CWコースで2頭併せ。古馬2勝クラスの僚馬グッジョブを先行させ、道中は後ろで我慢させて追走。直線で促されると反応良く伸びてラスト1Fは11秒8をマークして1馬身先着してゴールしました。道中はうまく折り合って脚を溜めることが出来ており、促されてからの反応も鋭く最後までスピードを落とすことなく伸びきれています。休み明けだった前走のセントライト記念でも追い切り時はよく動いていましたが、一戦使われて順調に良化してきた印象です。