【天皇賞秋2024】1週前追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3を公開

秋の中距離王者決定戦「天皇賞秋」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ドウデュース(牡5、友道康夫厩舎)

10/17(木)栗東・CW(良)6F79.9-1F11.0(馬なり)

武豊騎手を背に栗東CWコースで3頭併せ。2歳1勝クラスの僚馬ジュンライデンと、古馬オープンのアドマイヤビルゴを8馬身と大きく先行させ、最後方で折り合って追走。じわじわと差を詰めていき、直線は一杯に追われてラスト1F11秒0の脚であっという間に交わして4馬身差を付けて先着しました。良馬場発表とは言え、馬場の荒れた時間帯でこれだけしまいで切れ味を発揮できるなら、好調と見て間違い無いでしょう。

ジャスティンパレス(牡5、杉山晴紀厩舎)

10/17(木)栗東・坂路(良)4F53.7-1F12.0(馬なり)

坂井瑠星騎手を背に栗東坂路で2頭併せ。古馬オープンの僚馬アグリを2馬身ほど追走し、前半は控えて脚を溜めて追走。徐々に差を詰めていき直線も半ばまではまだ追いかけるかたちでしたが、ラスト1Fあたりで追い出されると12秒0の脚で伸びてクビ差交わして先着しました。休み明けだった前走はCWコースで長めに追われて負荷がかけられましたが、今回は放牧でしっかりリフレッシュされた印象があり、坂路を選んだのも納得。素軽さの中に力強さもあり、気配は良好です。

ベラジオオペラ(牡4、上村洋行厩舎)

10/17(木)栗東・CW(良)6F81.6-5F65.8-4F51.2-3F36.9-1F11.0(馬なり)

上村調教師自らが騎乗し、栗東CWコースで2頭併せ。古馬オープンの僚馬アームズレインを3馬身ほど追走し、徐々に差を詰めていき直線ではラスト1F11秒1の脚で相手を突き放して先着してゴールしました。軸のブレないフォームでスムーズに加速していき、ラスト2Fは11秒7-11秒0の圧巻の好ラップでまとめてと、動き・時計ともに文句無しです。もともと追い切りではよく動くタイプですが、早め帰厩から入念に乗り込まれており、調整過程は順調そのものといった印象です。