【天皇賞秋2024予想】リバティアイランド怪我明け初戦でも問題なし?

紅一点で参戦する女傑リバティアイランドは、3月のドバイシーマクラシック・3着以来の復帰戦。東京ではオークスを圧勝、ジャパンCでイクイノックスの2着に入っており、牡馬顔負けの活躍を見せている。

前走のドバイで初めて連対を外したが、初の海外遠征で僅差の3着は負けて強しの内容。休み明けでもしっかりと仕上げてくる中内田厩舎で国内の得意距離に戻るここは好勝負必至に思える。

実力・実績は申し分ないが、7ヶ月ぶりの実戦で海外遠征明け初戦、主戦の川田騎手が落馬と決して良い条件が揃っているわけではない。また、前走後は軽度の右前脚種子骨じん帯の炎症で休養しており、脚の状態も気になるところ。

ただ、17日の追い切りではCWで6F80.2-1F10.8と圧巻の時計をマークしており、好調ぶりをアピール。悪く言えば我慢が効かったとも捉えられるが、行きっぷりは良く、促すと鋭い反応と伸びでラスト1Fは10秒8の鋭さを見せた。本番は56kgの斤量がどこまで影響するかも懸念材料の一つとなりそうだが、追い切りを見る限り怪我の影響はなさそうに見え、脚元に問題がないならここで崩れることはないはずだ。

国内の中距離戦線においては最上位の存在で、明け初戦に強い厩舎で馬柱からも久々を苦にしないタイプ。ここ2戦の内容から残り1Fの伸びが苦しく見えるので、おそらく東京2000mはベストコース。同馬の脚を信頼するなら、ここも重い印を打ちたい。