先週「生涯収支マイナス4億円君」として生まれ変わったギャンブル好き芸人の霜降り明星・粗品。菊花賞前日に無期限活動休止を自身の動画で報告し引退宣言したが、わずか1日で撤回。マイナス収支が1億円プラスされて復帰するいつものお家芸で復帰した。
先週の菊花賞ではダノンデサイルを本命視し、6着に敗退し的中とはならなかった。4億円君としての初的中とはならなかったが、勝負した3連単フォーメーションは勝ち馬のアーバンシックは2着固定、2着だったヘデントールと3着だったアドマイヤテラを3着に入れた馬券で勝負しており、馬の選出はお見事だった。秋の中距離王者決定戦となる天皇賞秋で初的中となるかに注目だ。
今年はどの馬を本命視するのかが気になるところだ。実力通りに決まりやい東京2000mが舞台ということもあってか、昨年は素直に1番人気のイクイノックスを本命視。2着馬を買えておらず的中とはならなかったが、紛れの少ない舞台故、伏兵馬を本命視することは考え難い。
今年は牝馬三冠馬のリバティアイランドが優勝候補の最右翼に目されており、粗品自身も昨年の秋華賞で本命視するなど同馬の実力は認めている。また、粗品の呪いに打ち勝った数少ない馬の1頭であり、信頼度は高い。最近粗品との仲良しぶりが話題となっている「あのちゃん」も昨年のジャパンカップでリバティアイランドを推しているのも面白い。
リバティアイランドをあえて外してくるギャンブル性の高い馬券で勝負するというのも面白そうだが、二冠の予想を見る限りでは今回もリバティアイランドを本命視してくる可能性は十分。苦杯をなめた昨年の雪辱を果たし、再び潤いを取り戻すことはできるのだろうか。彼の予想を待ちたい。