みやこステークス(2024)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

阪神競馬の日曜メインは1着にチャンピオンズカップの優先出走権が与えられるダートG3「みやこS」です。2010年に新設された比較的新しい重賞ですが、本番で好走する馬も多数出ており、見逃せない一戦です。過去10年間のデータをまとめてありますが、2018年はJBC競走が京都で開催された影響で休止となったため、9回分のデータとなっていますので予めご了承ください。

■上位人気が不振、波乱に要警戒

人気は「1・2・7番人気」が最多タイの2勝ずつを挙げており、連対数は「1・2・6番人気」、3着内の回数は「1・2・4・6番人気」が最多となっています。上位人気がやや勝ちきれない傾向となっており、勝ち馬はどの人気馬からもまんべんなく出ています。下位人気を見ますと「10番人気以下」は1~3着が1回ずつと大穴はそこまで絡みませんが、「6~9番人気」が2着5回、3着3回と多く、勝利数は少ないまでも2・3着には上位人気以上に絡んできています。とくに「7番人気」は2勝、3着に1回と伏兵馬として好走率が高く、この辺りの人気薄には警戒が必要です。波乱の頻度は多く、ある程度の波乱は想定した馬券で勝負するのが良さそうです。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 2 1 1 5
2番人気 2 1 1 5
3番人気 0 0 1 8
4番人気 1 1 2 5
5番人気 1 0 0 8
6~9番人気 2 5 3 26
10番人気以下~ 1 1 1 48
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
2.0~2.9倍 1 0 0 5
3.0~3.9倍 2 1 1 4
4.0~4.9倍 0 1 0 3
5.0~6.9倍 1 0 2 6
7.0~9.9倍 1 2 2 7
10.0~14.9倍 1 1 1 8
15.0~19.9倍 1 2 1 8
20.0~29.9倍 1 0 0 10
30.0~49.9倍 0 1 0 9
50.0~99.9倍 1 1 2 14
100.0倍以上 0 0 0 31
馬単/3連単データ
馬単 3連単
2014 7,630 円 54,980 円
2015 28,740 円 180,390 円
2016 4,030 円 42,390 円
2017 13,360 円 68,120 円
2019 38,350 円 473,050 円
2020 2,000 円 41,220 円
2021 14,370 円 369,130 円
2022 57,110 円 267,560 円
2023 1,830 円 10,800 円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 オメガギネス 2.5
2 ミトノオー 6.9
3 サンライズジパング 9.9
4 ドゥラエレーデ 12.5
5 ロードアヴニール 18.8
6 アウトレンジ 23.4
7 ハピ 29.7
8 ミッキーヌチバナ 34.6
9 プロミストウォリア 43.1
10 ロコポルティ 46.7
11 デリカダ 56.5
12 ダンテバローズ 60.6
13 ゼットリアン 74.6
14 トウセツ 87.4
15 ゲンパチルシファー 108.5
16 メイショウカズサ 154.6
17 リプレーザ 208.4

■枠はフラットな傾向&「先行」が優勢

コースは京都のダート1800mを使用。2020年から2022年は開催がスライドした影響で阪神競馬場での開催となっているため、「枠番」と「脚質」については京都の傾向に焦点を当て、京都で開催された2014年から2019年と2023年を合わせた過去6回分のデータをまとめました。

枠は「8枠」が最多の2勝を挙げており、連対数は「2枠」、3着内の回数は「2・4・5・7枠」が最多となっています。どの枠もまんべんなく好走しており、枠についてはフラットな目線で予想しても良さそうです。

脚質は「先行」が最多の3勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。最初のコーナーまでの距離が長く、コーナーは4つ、さらに3コーナーからの下りで加速して直線も平坦のため、前が残りやすいコース形態となっています。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 1 0 1 9
2枠 1 2 0 7
3枠 0 1 0 10
4枠 0 2 1 8
5枠 1 1 1 8
6枠 0 0 1 11
7枠 1 0 2 9
8枠 2 0 0 10
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 0 0 7
先行 3 2 4 18
差し 1 2 1 20
追い込み 2 2 1 26
その他 0 0 0 1

■馬体重の増減が「-3~+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の6勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「-3~+3kg」に注目です。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
-19~-10kg 0 0 0 5
-9~-4kg 1 1 0 20
-3~+3kg 6 5 7 43
+4~+9kg 2 2 0 20
+10~+19kg 0 1 2 17
今回減 2 2 1 36
同体重 3 1 2 20
今回増 4 6 6 49

■年齢は「4歳」に注目

年齢は、最多の4勝を挙げ、連対数も最多の「4歳」に注目です。性別は3着内に入った27頭全てが「牡馬」または「セン馬」となっており、「牡馬・セン馬」が中心となります。所属は「栗東」が8勝を挙げており、関西馬が優勢です。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
3歳 1 2 0 14
4歳 4 2 0 25
5歳 2 3 4 36
6歳 2 1 1 15
7歳 0 0 4 9
8歳以上 0 1 0 6
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牡馬 9 8 7 95
牝馬 0 0 0 5
セン馬 0 1 2 5
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 1 2 2 17
栗東 8 7 7 87
地方 0 0 0 1

[該当馬] 4歳馬

  • アウトレンジ
  • オメガギネス
  • ゼットリアン
  • ダンテバローズ
  • ドゥラエレーデ
  • ミトノオー
  • ロードアヴニール

■前走レースはフラットな傾向

前走レースは、最多の3勝を挙げている「太秦S」が参考レースとしての重要度が高そうですが、今年は該当馬がおらず、次いで勝利数が多い「ブラジルC」から来る馬もいないため、前走レースについてはフラットな目線で予想しても良さそうです。

前走着順は「2着」が最多の3勝を挙げており、連対数は「1着」、3着内の回数は「1着」と「3着」が最多となっています。勝ち馬は9頭中7頭が前走「4着以内」だった馬でした。勝ち馬は前走で4着以内だった馬から狙うのが良さそうです。「10着以下」に敗れた馬は3着内が2回のみとなっているので、前走で二桁着順に敗れた馬は割り引いて考えて良さそうです。

前走レースデータ
前走レース 1着 2着 3着 4着以下
太秦ステークス 3 2 0 8
ブラジルカップ 2 2 0 11
シリウスステークス 1 1 3 15
エルムステークス 1 1 0 10
ラジオ日本賞 1 0 2 1
JRAアニバーサリーS 1 0 0 0
白山大賞典 0 1 0 10
レパードステークス 0 1 0 4
夏至ステークス 0 1 0 0
平安ステークス 0 0 1 5
前走クラスデータ
前走クラス 1着 2着 3着 4着以下
G1 0 0 0 1
G2 0 0 0 3
G3 2 3 5 35
リステッド/オープン 6 4 2 29
3勝クラス 1 1 0 12
2勝クラス 0 0 0 1
地方 0 1 2 24
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 2 3 1 21
2着 3 1 1 10
3着 0 1 5 8
4着 2 1 1 11
5着 0 2 0 10
6~9着 1 1 0 21
10着以下~ 1 0 1 24

■騎手はフラットな傾向

騎手は「浜中俊」と「幸英明」の2名が2勝ずつを挙げていますが、今年はいずれも騎乗予定がありませんので、騎手についてはフラットな目線で予想したいと思います。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
幸英明 2 2 0 4
浜中俊 2 1 1 1
川田将雅 1 1 0 3
古川吉洋 1 0 0 3
松若風馬 1 0 0 3
M.デムーロ 1 0 0 1
大野拓弥 1 0 0 1
秋山真一郎 0 2 0 4
坂井瑠星 0 1 1 1
北村友一 0 1 0 2