2016年のJBCクラシックなど重賞を5勝しているアウォーディー(牡8、松永幹夫厩舎)が、6日に放牧先の大山ヒルズで右飛節を骨折し、安楽死の処置をとられていたことが明らかになった。11日にJRAが公式ホームページで発表した。同馬は既に競走馬登録は抹消されている。
アウォーディーは父ジャングルポケット、母ヘヴンリーロマンス、母父サンデーサイレンスという血統。通算成績は42戦10勝、うち重賞は地方交流・中央合わせて5勝をマーク。チャンピオンズCで2着、ドバイワールドCでも5着に入着するなど、地方・中央・海外と幅広く活躍した。
主戦騎手の武豊騎手とはキャリア42戦のうち23戦でコンビを組んでおり、同馬とのタッグで活躍を繰り広げていた。今年の6月27日に大井競馬場で行われた帝王賞(8着)がラストランとなった。アウォーディー号のご冥福をお祈りします。