7月に福島競馬場で行われた開成山特別(500万下、芝2600m)に出走し、見事に平地競走で初勝利をあげたオジュウチョウサン(牡7、和田正一厩舎)。
次走は9月22日に中山競馬場で行われる九十九里特別(1000万下、芝2500m)に武豊騎手とのコンビで出走予定となっているが、この度、フランス競馬の統括機関「フランスギャロ」からG1レースへの出走オファーがあったことが明らかになった。
オファーがあったのは10月6日にパリロンシャン競馬場の芝4000mで行われる長距離G1の「カドラン賞」だ。正式な招待ではなく、あくまでオジュウチョウサンを管理する長山尚義オーナーあてに打診があったというものであった。
オジュウチョウサンは年末12月23日に中山競馬場の芝2500mで行われる「有馬記念」を最大目標としており、前哨戦として選んだ九十九里特別への参戦を考えればカドラン賞も回避する可能性が高いが、長山オーナーは「時間はあるので、じっくり考えてから決めようと思っています。」と語り、出走の可否については明らかにはしなかった。