【マイルチャンピオンシップ2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬トップ3は?

秋のマイル王を決定するG1「マイルCS」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ブレイディヴェーグ(牝4、宮田敬介厩舎)

11/13(水)美浦・W(良)6F82.8-5F67.6-4F52.6-3F37.0-1F11.6(馬なり)

杉原誠人騎手を背に美浦のWコースで3頭併せ(レースはC.ルメール騎手が騎乗)。3歳2勝クラスの僚馬アドマイヤマツリと2歳未勝利のウィクトルウェルスを3馬身追走し、直線は最内に進路を取ってラスト1F11秒6の脚で2頭を交わして1馬身先着しました。1週前もWコースで3頭併せを行い、6F82.5-1F11.3の好時計をマークして1頭と併入、もう1頭に1馬身先着。ゴールギリギリで一瞬にして突き放す切れっぷりで、しまいの鋭さは健在です。久々を使われて着実に良化しており、前進気勢を増しているのもマイルへの距離短縮ならプラス材料。万全の態勢を整えてきていると見て良いでしょう。

ソウルラッシュ(牡6、池江泰寿厩舎)

11/13(水)栗東・坂路(良)4F53.5-3F38.8-2F24.9-1F11.9(馬なり)

団野大成騎手を背に栗東坂路で単走。しまい重点に追われてラスト1Fは11秒9をマークしてゴールしました。やり過ぎないように抑えた内容でしたが、しまいは弾けるような瞬発力を見せており、気配は良好。1週前も団野騎手を背にCWコースで2頭併せを行い、6F81.4-1F10.8の好時計をマークして7馬身先着でゴール。軽く促しただけで10秒8の猛時計で併せ馬を置き去りにする圧巻の内容でした。前走は前哨戦仕上げという印象でしたが、叩き2戦目となるここは最高の仕上げで臨めそうです。

オオバンブルマイ(牡4、吉村圭司厩舎)

11/13(水)栗東・坂路(良)4F53.5-3F38.6-2F24.8-1F12.1(馬なり)

栗東坂路で単走。ゆったりと入ってしまいの反応と伸びを確認する程度の軽めの内容でしたが、1週前に十分負荷がかけられており、問題なし。その1週前はCWコースで併せ馬を行い、6F79.8-1F11.2の好時計をマークして自己ベストを更新。軽く仕掛けただけで素早くギアチェンジし、一瞬で併せ馬を置き去りにして先着と好内容を追い切りを消化しています。夏から調子は良さそうでしたが、順調に過ごして高いレベルで好状態をキープ出来ている印象。絶好の状態でレースに臨めそうです。