4月の皐月賞を制し、日本ダービーでも2着に好走したジャスティンミラノ(牡3、友道康夫厩舎)が、15日付で競走馬登録を抹消し、現役を引退することが明らかになった。14日、同馬を管理する友道調教師が明かした。今後は北海道日高町のブリーダーズ・スタリオン・ステーションで種牡馬となる予定。
日本ダービー・2着後は天皇賞(秋)を目指して調整されていたが、2週前の追い切りでに右前浅屈腱炎を発症。9ヶ月以上の休養を要することから休養に入っていた。
通算成績は4戦3勝。昨年11月のデビュー戦を快勝し、管理する友道調教師にJRA通算700勝目をプレゼント。今年の皐月賞は1分57秒1のコースレコードで快勝しており、さらにこの勝利によってキズナ産駒は八大競走初制覇を達成。キャリアは僅か4戦ながら数々の記録を打ち立ててきた実績馬で、今後もまだまだ活躍が期待される中での引退となるだけに惜しまれる声も多そうだ。ターフでの活躍を見られないのは寂しいが、今後は種牡馬としての活躍に期待したい。