日本中央競馬会(JRA)は15日、G1レース開催日を中心とした指定席の転売行為を防止するため、ハガキ抽選ならびに指定席ネット予約について、本人確認をより厳格化することを発表した。
予約の譲受・転売されている指定席を購入した場合は、本人確認ができない場合は同行者様含め、指定席の利用はできなくなる。また、返金についても対応はできないため、JRAは転売された指定席を購入しないように呼びかけた。
オークションサイト「ヤフオク!」では日本ダービーの指定席が4万~6万円で販売され、フリマアプリ「メルカリ」でも競馬場の指定席が数千円~1万円で出品されるなど、定価の何倍もの値段で取引されている事例が昨今は増えてきている。
指定席は純粋に競馬を楽しみたいというお客様のために用意されたもの。最初から転売するために指定席を購入する事例をなくすためにも、JRAには早急な対応が求められる。