今週日曜中山メインレースに組まれているのは、芝1200mで行われる3歳以上オープンのリステッドレース、ラピスラズリステークスです。
過去5年のデータを参考にすると、逃げ馬が2勝しており2019年は1番人気のナックビーナス、2022年は7番人気のジャスパージャックと、人気は問わないこともあり、今年の登録馬では生粋の逃げ馬ではないものの4コーナー先頭の競馬はしてきているバゴ産駒の4歳牡馬ミルトクレイモー、ドレフォン産駒の3歳牝馬マスクオールウィンは、いずれも人気薄想定だけに狙ってみたいところです。
人気別でみると、2020年に伏兵のワンツーで馬連5万馬券が飛び出しているものの、1番人気から3番人気以内の上位人気馬が6頭連対しており、それほど悪い内容とはなっていません。
世代別でみると6歳牡馬が活躍しており、特に人気薄で出走してくるときは警戒が必要となっています。
今年は二桁着順が続くジャスタウェイ産駒のテーオーシリウスのみが該当となっており、かなりの人気薄が予想されますが、中山芝コースは4戦1勝と勝ち鞍はあります。芝中距離を中心に使われてきた中から一挙の距離短縮で臨むスプリント戦ということでガラリ一変もあるかもしれず、穴馬として狙ってみたい一頭です。