【カペラステークス2024】出走予定馬の予想オッズ&過去10年のデータから読み解く傾向

今週は貴重なダートスプリント重賞「カペラS」が中山競馬場で開催です。来年2月のフェブラリーSの予想へ向けて各馬の力関係を把握しておく上でも見逃せない一戦です。今回は過去10年間のデータをもとにカペラステークスの傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」が不振、波乱に警戒

人気は「2番人気」と「3番人気」が最多タイの3勝ずつを挙げており、連対数と3着内は「2番人気」が最多となっています。「1番人気」は馬券圏外が6回と多く、不振です。逆に「2番人気」は複勝率80%と好走率は高く、軸としての信頼度は「2番人気」の方が高めです。下位人気を見ますと「6~9番人気」は3着が6回となっており、三連系の馬券で勝負するならこのあたりの人気馬はおさえておきたいところです。上位人気の好走率が低く、人気薄の連対率が高いことから馬単や馬連といった2連系馬券でも万馬券がよく出ております。2014年には165万馬券と高額配当も飛び出しているので、常に波乱には警戒したほうが良さそうです。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 1 2 1 6
2番人気 3 2 3 2
3番人気 3 1 0 6
4番人気 2 1 0 7
5番人気 0 0 0 10
6~9番人気 0 2 6 32
10番人気以下~ 1 2 0 66
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
2.0~2.9倍 0 0 0 1
3.0~3.9倍 2 2 2 3
4.0~4.9倍 2 2 0 3
5.0~6.9倍 3 1 2 6
7.0~9.9倍 2 1 2 15
10.0~14.9倍 0 0 2 13
15.0~19.9倍 0 2 0 10
20.0~29.9倍 0 0 1 15
30.0~49.9倍 1 2 1 16
50.0~99.9倍 0 0 0 21
100.0倍以上 0 0 0 26
馬単/3連単データ
馬単 3連単
2014 104,680 円 1,654,200 円
2015 8,460 円 48,910 円
2016 2,170 円 7,320 円
2017 13,580 円 105,610 円
2018 12,060 円 89,030 円
2019 1,550 円 24,080 円
2020 3,020 円 12,910 円
2021 2,960 円 16,910 円
2022 2,200 円 11,080 円
2023 18,370 円 187,120 円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 チカッパ 2.7
2 インビンシブルパパ 5.5
3 サンライズアムール 6.9
4 インユアパレス 9.7
5 ガビーズシスター 11.3
6 テイエムトッキュウ 14.7
7 スターターン 19.3
8 クロジシジョー 22.7
9 スズカコテキタイ 27.1
10 ジレトール 31.1
11 クインズメリッサ 34.4
12 エスカル 40.2
13 エティエンヌ 43.5
14 サーマルウインド 46.6
15 チェイスザドリーム 63.8
16 ナムラフランク 70.6
17 ハコダテブショウ 75.5
18 イスラアネーロ 85.3
19 タイセイブレイズ 126.5
20 オマツリオトコ 186.9
21 リベイクフルシティ 208.7

■勝ち馬は内枠から出やすい、脚質は「逃げ馬」に警戒

コースは中山のダート1200mを使用。枠は「1枠」が最多の3勝を挙げており、連対数と3着内も最多で好成績です。ただ、「2枠」は連対数2回、「3枠」は3着内が1回となっており、「1枠」以外の内枠は不振です。また、「6枠」は2着5回、「7枠」は3着内が6回と外目の枠も好走しています。勝ち馬に関しては内枠から出やすい傾向となっていますが、連対数と3着内で見れば外目の枠がやや優勢です。

脚質は「先行」と「逃げ」が3勝ずつを挙げており、「差し」と「追い込み」も2勝といずれの脚質も好走しています。脚質についてはフラットな目線で予想して良さそうですが、好走率ベースでは「逃げ」が連対率40%と成績が良いので、逃げ馬候補はとくに警戒しておきたいところです。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 3 2 2 13
2枠 2 0 1 17
3枠 1 0 0 18
4枠 1 0 1 18
5枠 0 0 2 18
6枠 0 5 1 14
7枠 2 2 2 14
8枠 1 1 1 17
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 3 1 0 6
先行 3 3 2 30
差し 2 4 7 46
追い込み 2 2 1 47

■馬体重の増減が「-3~+3kg」だった馬に注目

馬体重の増減は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多の「-3~+3kg」に注目です。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
~-20kg 0 0 0 1
-19~-10kg 0 0 0 8
-9~-4kg 2 1 1 27
-3~+3kg 4 6 7 49
+4~+9kg 3 3 1 33
+10~+19kg 1 0 1 9
+20kg~ 0 0 0 1
不明・初出走・未更新 0 0 0 1
今回減 5 3 1 53
同体重 1 1 2 18
今回増 4 6 7 58

■「4歳」に注目

年齢は、最多の4勝を挙げている「4歳」に注目です。性別は「牡馬」が8勝、「セン馬」が2勝を挙げており、「牝馬」が好走するケースは稀です。所属は「栗東」が8勝を挙げており、関西馬が中心となります。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
3歳 3 0 1 9
4歳 4 3 1 23
5歳 2 2 4 36
6歳 1 3 2 28
7歳 0 1 0 25
8歳以上 0 1 2 8
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牡馬 8 9 9 107
牝馬 0 1 1 19
セン馬 2 0 0 3
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 2 3 2 33
栗東 8 6 6 86
地方 0 1 2 10

[該当馬] 4歳馬

  • オマツリオトコ
  • リベイクフルシティ

■前走レースは「JBCスプリント」が好成績

前走レースは2勝ずつを挙げている「JBCスプリント」「オータムリーフS」の2レースが参考レースとしての重要度が高そうですが、中でも「JBCスプリント」は連対数と3着内も最多となっており、好成績です。前走着順は「1着」が最多の3勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。前走勝っている馬は好成績で、勢いが重要となっています。

前走レースデータ
前走レース 1着 2着 3着 4着以下
JBCスプリント 2 4 2 8
オータムリーフステークス 2 1 1 17
室町ステークス 1 2 2 25
霜月ステークス 1 1 1 17
テレ玉杯オーバルS 1 1 0 2
東京中日スポーツ杯武蔵野S 1 0 1 2
西陣ステークス 1 0 0 4
京葉ステークス 1 0 0 1
NST賞 0 1 0 1
JBCスプリント 0 0 1 4
前走クラスデータ
前走クラス 1着 2着 3着 4着以下
G1 0 0 1 6
G2 0 0 0 1
G3 1 0 1 8
リステッド/オープン 5 5 4 75
3勝クラス 1 0 2 13
海外 0 0 0 2
地方 3 5 2 24
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 3 2 3 29
2着 2 3 0 11
3着 0 0 5 9
4着 0 1 0 6
5着 3 1 0 6
6~9着 2 2 0 22
10着以下~ 0 1 2 46

[該当馬] 前走がJBCスプリントだった馬

  • チカッパ(2着)

■騎手は「津村明秀」に注目

騎手は「津村明秀」と「内田博幸」が2勝ずつを挙げていますが、今年は内田騎手の騎乗予定がないため、津村騎手に注目です。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
津村明秀 2 1 1 4
内田博幸 2 0 1 4
三浦皇成 1 0 2 4
丸田恭介 1 0 0 2
藤田菜七子 1 0 0 1
柴田大知 1 0 0 1
福永祐一 1 0 0 0
坂井瑠星 1 0 0 0
柴田善臣 0 2 0 2
石橋脩 0 1 1 5

[該当馬] 津村明秀騎手の騎乗予定馬

  • エティエンヌ