今週日曜京都最終レースに組まれているのは、芝1400mで行われる3歳以上3勝クラスのハンデ戦、東山ステークスです。
4戦3勝、2着1回と連対率100%を誇り、ムーア騎手を確保して臨むグレーターロンドン産駒の3歳牡馬フォーチュンタイムに人気が集まりそうですが、日頃は人気馬中心の騎乗が多いC.ルメール騎手、短期免許来日中のC.デムーロ騎手がそれぞれこのレースでは穴馬に騎乗予定のため注目したいところです。
C.デムーロ騎手が騎乗を予定しているジャスタウェイ産駒の4歳牡馬スカイロケットは、3勝クラスに入ってから7着、9着と厳しいレースが続いてきましたが、前走の長岡京ステークスでは勝ち馬のワイドラトゥールまでクビ差に迫る追い込みで、11番人気の低評価を覆す走りを見せています。
今回は約2ヶ月ぶりの実戦になりますが、休み明けでも1勝を挙げており、前走と同じ京都競馬場の芝1400mで前走より2kg減の56kgで参戦できるのは魅力です。
そしてルメール騎手が騎乗を予定しているレッドファルクス産駒の4歳牡馬レッドシュヴェルトは、このクラスに入って2戦していますが、13着、11着と頭打ちとも思える内容が続いています。
1勝クラス、2勝クラスを連勝してきた馬で、ここ2戦も3番人気、1番人気と高い評価を受けてきたこともあり、今回は人気が落ちることが予想されます。
ここ2戦はいずれも道中で寄られる、前がふさがる不利もあってのもので本来ならもう少しやれるはずとも思われますが、フルゲートでどのような馬群をさばくのか、ルメール騎手の手綱さばきにも注目ですね。