小倉の日曜メーンは「小倉大賞典」。冬の小倉開催唯一の重賞ということで、フェブラリーSの裏で盛り上がっている重賞レース。今年は開催第50回目ということで記念すべき回となる。
今年の出走馬の中でも特に注目しているのはダコール。昨年の同競走の3着馬で、後の新潟大賞典を優勝して重賞初勝利をおさめた。それ以降は馬券に絡んでおらず、G1、G2に挑戦するもクラスが上がった重賞戦では力がやはり足りなかった。
前走は今年1月17日に開催された日経新春杯(G2)で結果は4着。今回もトップハンデの58kgを背負って挑む。これまでのレースでは馬体重の変動が大きくなかなか馬券に組み込みづらい一頭であったが、それでも前走+22kgでの好走は立派。4着には敗れたものの、意外な先行策も見せた。8歳の今になって新しい武器を見せくるあたりがまだまだやれそうだと期待させる。
オッズ的にも妙味あり、衰え知らずの8歳馬に期待
お世辞にも良い仕上げだったとは言いづらかった前走を好走していることから、叩いて挑む今回はパフォーマンスを上げてくる可能性は高い。枠は最内の1枠1番で昨年3着だった小倉大賞典と同じ枠番だ。鞍上の小牧太騎手とは今回でコンビ4戦目となるが、そろそろ手も合ってくるのではないだろうか。8歳と高齢馬で、トップハンデを背負うということもあってオッズ的にも妙味のあるダコールは「おいしい軸馬」と言えるのではないだろうか。