先日21日に中山競馬場で開催された中山大障害を2年ぶりに制し、JG1・2勝目を挙げたニシノデイジー(牡8、高木登厩舎)が、現役を引退することが明らかになった。22日、同馬を所有する西山茂行オーナーが自身のブログで発表した。なお、今後は西山牧場で種牡馬入りする予定となっている。
ニシノデイジーは2018年にデビューし、同年の札幌2歳Sを快勝し重賞初制覇を達成。続く東京スポーツ杯2歳Sも勝利し、暮れのホープフルSでは3着入線と2歳時は芝路線で結果を出していた。その後は結果を出せず6歳で障害へ転身。障害重賞初挑戦となった中山大障害をいきなり快勝し、障害で高い適性を見せた。その後勝ち星に恵まれなかったのの、昨年の中山大障害・3着、今年の中山グランドJでも3着と障害のビッグレースで大きな活躍を見せた。芝での復活に苦戦していた中、6歳で転身した障害界でジャンパーとして再び脚光を浴びたニシノデイジー。ラストランは、中山大障害・1着。
父ハービンジャー、母ニシノヒナギク、母父アグネスタキオンという血統。通算成績は31戦6勝。ニシノデイジー号、お疲れさまでした。