昨年の覇者サンライズホークは連覇を狙って今年も参戦。
昨年は佐賀のサマーチャンピオンを逃げ切って参戦というローテーションで臨み、レースでは番手追走からしぶとく粘りきって快勝と前目での強い勝ちっぷりが目立っていた馬だ。
しかし、近戦の位置取りは低め。2走前のオーバルスプリントも序盤は後方だったが、向正面から促して3コーナーでは先頭に立つ積極的な競馬を展開。そのまま脚色を維持して3着に入線しており、脚質の幅も広がってきた。前走の武蔵野Sは5着に敗れるも、ハイペースの中先行してのもので展開を考えれば割り引く必要は無いだろう。
自分のリズムで運んでいく競馬が理想的で、今回は1枠1番と強みに出来る枠を引けている。スタートを決めて前々で立ち回り、自分の勝ちパターンにさえ持ち込めれば、レース連覇も見えてくるはずだ。
今年は夏から秋初戦あたりまで不振だったが、ようやく一時のスランプからは脱却しつつある状況。本来の力さえ発揮できれば交流重賞を3連勝できるくらいの地力はある馬で、万全ならここでも勝ち負けになる。
仕切り直しの一戦となるが、昨年勝利した舞台となるここは完全復活にもってこい。今年も昨年同様、主戦のM.デムーロ騎手とのコンビで連覇を狙う。