京都金杯(2025)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

新年一発目の西の重賞は古馬マイラーがしのぎを削る名物ハンデ戦「京都金杯」です。フルゲートのハンデ戦ということで例年混戦の金杯レースですが、どのような傾向があるのでしょうか?今回は過去10年間のデータをもとに京都金杯の傾向を探っていきたいと思います。

■伏兵の激走多し

人気は「1番人気」「3番人気」「5番人気」が2勝ずつを挙げており、連対数は「3番人気」が最多、3着内の回数は「1・2・3・5番人気」が最多タイとなっています。下位人気を見ますと、「6~9番人気」が3着内5回と人気薄もほどよく絡んでいます。また、「10番人気以下」も勝利数こそ1勝のみですが2着2回、3着3回と2着までは穴馬もきます。3連系の馬券で勝負するなら人気薄は絡めておきたいところです。3連単で10万馬券以上は過去10年で3回と頻度としては多いわけではありませんが、2021年は二桁人気馬2頭が絡む大波乱となり、122万馬券が飛び出しました。やはり穴馬の選出は必須と言えそうです。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 2 0 2 6
2番人気 0 2 2 6
3番人気 2 2 0 6
4番人気 1 2 0 7
5番人気 2 1 1 6
6~9番人気 2 1 2 35
10番人気以下~ 1 2 3 71
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 1 0 0 0
2.0~2.9倍 1 0 0 1
3.0~3.9倍 0 1 1 3
4.0~4.9倍 0 1 0 4
5.0~6.9倍 3 4 3 6
7.0~9.9倍 2 0 0 13
10.0~14.9倍 1 1 2 10
15.0~19.9倍 1 1 1 13
20.0~29.9倍 0 1 0 14
30.0~49.9倍 1 1 0 24
50.0~99.9倍 0 0 3 18
100.0倍以上 0 0 0 31
馬単/3連単データ
馬単 3連単
2015 4,960 円 69,520 円
2016 23,080 円 347,310 円
2017 1,390 円 11,040 円
2018 3,610 円 11,480 円
2019 2,530 円 98,580 円
2020 2,370 円 83,460 円
2021 24,740 円 1,228,010 円
2022 24,540 円 194,320 円
2023 4,370 円 24,480 円
2024 9,870 円 54,810 円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 シャドウフューリー 4.3
2 キープカルム 4.9
3 ドゥアイズ 5.4
4 ロジリオン 9.6
5 ウォーターリヒト 12.3
6 アスクコンナモンダ 15.6
7 イフェイオン 17.6
8 マルディランダ 19.8
9 ウインエーデル 23.1
10 シルトホルン 28.8
11 セルバーグ 30.1
12 フィールシンパシー 34.5
13 サンライズロナウド 38.7
14 サクラトゥジュール 40.1
15 セオ 45.7
16 シュバルツカイザー 49.9
17 ゴールデンシロップ 55.3
18 バレエマスター 59.8
19 ペイシャフラワー 63.4
20 コレペティトール 69.9
21 オーキッドロマンス 104.3
22 コナコースト 154.7
23 メイショウチタン 169.5
24 マテンロウオリオン 175.2
25 ダディーズビビッド 195.1
26 ビーアストニッシド 202.4
27 シーズンリッチ 214.3
28 ルプリュフォール 243.1

■外枠不振&脚質はフラット

コースは中京の芝1600mを使用。例年京都の1600mで行われるレースですが、今年は中京コースで開催です。2021~2023年も改修工事の影響で中京コースで開催されており、2年ぶりの中京開催となります。

データ数は少なくなりますが、「枠」と「脚質」については中京の傾向に焦点を当て、中京で開催された2021年から2023年の過去3回分のデータをまとめました。

枠は「7・8枠」が3着内1回となっており、外枠が不振です。最初のコーナーまでの距離が短いことが、外枠に入った馬にとって不利となるケースがあります。

脚質は「先行」「差し」「追い込み」が1勝ずつを挙げており、連対数は「差し」、3着内は「先行」が最多となっています。逃げ馬以外はどの脚質もまんべんなく好走しており、脚質はフラットに近い傾向となっています。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 1 0 1 4
2枠 0 1 0 5
3枠 0 1 0 5
4枠 2 0 0 4
5枠 0 0 1 5
6枠 0 1 0 5
7枠 0 0 1 5
8枠 0 0 0 6
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 0 1 2
先行 1 1 2 7
差し 1 2 0 16
追い込み 1 0 0 14

■ハンデが「55kg」の馬に注目

ハンデは、2勝を挙げ、連対数も最多の「55kg」に注目です。馬体重の増減は、最多の7勝を挙げている「-3~+3kg」に注目です。

ハンデデータ
ハンデ 1着 2着 3着 4着以下
52kg 0 0 0 6
53kg 2 0 0 13
54kg 1 0 5 22
55kg 2 2 1 22
55.5kg 0 0 0 1
56kg 1 2 3 28
56.5kg 1 0 0 4
57kg 1 3 0 23
57.5kg 1 2 1 11
58kg 1 1 0 6
58.5kg 0 0 0 1
馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
-19~-10kg 0 1 0 1
-9~-4kg 1 2 0 12
-3~+3kg 7 3 5 52
+4~+9kg 1 3 3 48
+10~+19kg 1 1 2 20
+20kg~ 0 0 0 4
今回減 4 4 1 26
同体重 0 1 1 15
今回増 6 5 8 96

[該当馬] ハンデが55kgの馬

  • キープカルム
  • ゴールデンシロップ
  • シーズンリッチ
  • バレエマスター

■「4歳」に注目

年齢は、最多の4勝を挙げ、連対数も最多の「4歳」に注目です。性別は8勝を挙げている「牡馬」が中心となります。所属は「栗東」が8勝を挙げており、関西馬が優勢です。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
4歳 4 2 3 31
5歳 3 3 2 28
6歳 3 3 4 38
7歳 0 1 0 28
8歳以上 0 1 1 12
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牡馬 8 9 8 117
牝馬 2 0 2 16
セン馬 0 1 0 4
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 2 2 2 28
栗東 8 8 8 109

■前走レースが「リゲルS」だった馬に注目

前走レースは、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多の「リゲルS」が参考レースとしての重要度が高そうです。前走着順は「6着以下」だった馬が4勝を挙げており、掲示板外に敗れた馬の巻き返しが目立っています。前走着順が低い馬でも、好走の可能性は十分あると見て良いでしょう。

前走レースデータ
前走レース 1着 2着 3着 4着以下
リゲルステークス 4 0 2 18
チャレンジカップ 1 1 0 10
富士ステークス 1 0 0 8
オーロカップ 1 0 0 3
元町ステークス 1 0 0 1
関屋記念 1 0 0 1
菊花賞 1 0 0 1
マイルチャンピオンシップ 0 4 0 20
キャピタルステークス 0 2 1 14
阪神カップ 0 1 1 8
前走クラスデータ
前走クラス 1着 2着 3着 4着以下
G1 1 4 2 22
G2 1 1 1 26
G3 2 3 1 33
重賞 0 0 0 2
リステッド/オープン 5 2 4 45
3勝クラス 1 0 2 9
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 2 1 3 18
2着 0 0 1 6
3着 2 0 1 6
4着 0 1 0 10
5着 2 2 1 9
6~9着 3 4 2 30
10着以下~ 1 2 2 58

[該当馬] 4歳馬

  • イフェイオン
  • ウォーターリヒト
  • オーキッドロマンス
  • キープカルム
  • ロジリオン

■騎手はフラットな傾向

騎手は「武豊」「松山弘平」「川田将雅」の3名が2勝ずつを挙げており、極端に抜けて好成績を挙げている騎手はおりません。騎手についてはフラットな目線で予想したいと思います。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
岩田康誠 2 0 0 7
武豊 2 0 0 6
松山弘平 2 0 0 5
川田将雅 2 0 0 2
池添謙一 1 0 0 4
岩田望来 1 0 0 1
福永祐一 0 4 0 2
浜中俊 0 2 0 5
幸英明 0 1 1 7
坂井瑠星 0 1 0 5