【アーリントンC予想2016】今週の"狙い目"レースはココだ

27日の土曜日、阪神のメインレースは第25回アーリントンカップ(G3)が開催。舞台は阪神のマイル。クラシック競争やNHKマイルカップを目指す3歳馬にとて関西圏におけるステップとなる競争の一つとして有名なレースである。過去10年で人気上位の3頭が飛んだレースは3度あり、高配当が期待できるレースという一面もある。今年はフルゲート18頭で登録馬が19頭。その登録馬19頭中1勝馬が10頭もおり、オッズも割れて予想もなかなか困難であるが、穴党にとっては買いたくなるレースではなかろうか。

アーリントンCはなぜ高配当を生むレースなのか?

3歳クラシック皐月賞を目指す馬は同時期の弥生賞、スプリングステークスが前哨戦になり、アーリントンカップは一線級が選ぶローテーションとは言いづらいのが正直な印象。近年のように低調なメンバー構成になることは否めないが、逆にそれが高配当を生む要因のひとつでもある。今年もメンバーのレベルがフラットなアーリントンカップは、大穴馬券を狙った買い方をしてみてもいいかもしれない。

今年穴馬としてオススメしたい1頭はヒルノマゼラン。マンハッタンカフェ産駒の3歳馬で新馬戦1着→条件戦2着→条件戦1着とここまで好走が続いている。とは言えまだまだ幼さが残り、勝ったレースも泥臭く、決して大勝ちという内容ではない。完成は先だとは思うが、中一週で重賞に挑む陣営の強気の姿勢にはのっかってみたくなる。長く良い脚を使うこれまでのレースぶりからも、東京コースは合いそうな印象だ。今年のアーリントンカップで穴を開けるのはこの馬だと予想したい。