今週末から阪神競馬場がいよいよ開幕。28日(日)のメインレースは第60回阪急杯(G3)が開催。出走メンバーにはミッキーアイル、レッツゴードンキ、ダノンシャークとG1馬が3頭、さらに京都金杯3着のミッキーラブソングに、スワンS3着のオメガヴェンデッタといった関西の手練れに、ダイワマッジョーレやティーハーフといった重賞ホルダーも揃った。中山記念もなかなか豪華なメンバーが揃ったが、こちらも負けず劣らず豪華なメンバーである。
古豪VS新興勢力、かかる人気馬、レースを面白くさせる要素が盛りだくさん!
メンバーが豪華であることもレースを面白くする要因だが、かつて競馬界を賑わせた8歳のダノンシャーク、7歳のダイワマッジョーレ、6歳のティーハーフといったベテラン組と、近年名をあげてきた5歳のミッキーアイル、ミッキーラブソング、4歳のレッツゴードンキといった勢いのある若い世代がぶつかる「古豪VS新興勢力」の様相もレースをよりいっそう面白くさせている。しかしいずれの勢力にも絶対的な存在はおらず、混戦模様のレースとも言えそうだ。
人気上位はG1馬のミッキーアイルとレッツゴードンキの2頭が有力。ミッキーアイルは前走香港スプリントで7着に敗れたが、メンバーの中では実績・実力は上位。昨年の阪急杯では2着に入着しておりリピーターとして挑む今年は昨年以上の結果を期待したいところだ。
紅一点のレッツゴードンキは前走マイルCSで6着に敗れているが、3歳牝馬としては良績。前で競馬をする同馬にとって距離短縮は歓迎だ。阪神での成績も良いレッツゴードンキにとって開幕週の阪神はベストな条件で好走が期待される。
人気上位が予想される2頭ではあるが、両馬とも掛かる面があり他の馬の台頭も十分に考えられる。今年の阪急杯は実績のある豪華なメンバー、新旧対決、かかる人気馬と見応えたっぷりなレースとなりそうだ!