明け3歳の中距離重賞「京成杯」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。
パーティハーン(牡3、友道康夫厩舎)
1/15(水)栗東・坂路(良)4F54.1-3F39.6-2F25.3-1F12.2(馬なり)
栗東坂路で単走。馬場の真ん中を軽快な足捌きで駆け上がり、ラスト1Fは12秒2をマークしてゴール。1週前はCWコースで3頭併せを行い、6F83.5-1F11.3をマークして併入しました。デビューの頃はまだまだ軸の安定しない走りでしたが、まっすぐに力を地面に伝える良いフットワークで駆けることが出来るようになっている点は好感が持てます。まだまだ良くなる余地はありそうですが、現段階でも好仕上がりを印象付けています。
ガルダイア(牡3、国枝栄厩舎)
1/15(水)美浦・W(良)6F83.9-5F67.2-4F52.5-3F38.0-1F11.8(馬なり)
杉原誠人騎手を背に美浦のWコースで2頭併せ。古馬オープンの僚馬プラチナトレジャーを3馬身先行させ、道中はスムーズに折り合って追走。直線は持ったままの馬なりながらスムーズに加速していき、ラスト1Fは11秒8の脚で外からクビ差交わして先着しました。1週前はWコースで6F81.0-1F12.1の好時計をマークしており、自己ベストを更新。前走も好状態を印象付けていましたが、引き続き絶好の状態でレースに臨めそうです。
ゲルチュタール(牡3、杉山晴紀厩舎)
1/15(水)栗東・坂路(良)4F53.6-3F39.1-2F25.3-1F12.4(馬なり)
栗東坂路で単走。前半ゆったりと入り、しまいも馬なりながらラスト2Fは12.9-12.4としっかり加速ラップを刻んでゴールしました。1週前は三浦皇成騎手を背にCWコースで3頭併せを行い、道中は真ん中から進め、直線は3頭横一線に並んで併入してゴールしました。前と後ろと間隔を保ちつつしっかりと脚を溜めることが出来ており、直線でも2頭に挟まれながらラスト2Fは11.7-11.3の加速ラップでしぶとく伸びており、動きは抜群です。本番を楽しみにさせてくれる仕上がりです。