JRA騎手免許、J.モレイラ不合格。合格者は藤井勘一郎の1名のみ

11日、JRAは騎手免許一次試験の合格者の人数を発表した。

一次試験を合格したのはオーストラリアを拠点に世界各地で騎乗を続ける藤井勘一郎騎手の1名のみ。現在藤井騎手は2018年10月8日から2019年1月7日までの3か月間、大井の森下淳平厩舎に所属し、南関競馬で期間限定騎乗を行っている。

今年初受験で、外国人騎手として3人目の通年免許獲得となるかが注目されていたJ.モレイラ騎手は不合格となった。今年の夏までは香港で騎乗していたが、香港での免許を返上し、JRAの通年免許取得を目指す方針を明らかにしていた。しかし、一次試験の学科と筆記を突破することは出来なかった。現在モレイラ騎手は9月29日から10月28日までの1か月、身元引受調教師の堀宣行師のもとで騎乗を行っている。

二次試験は来年1月30日に行われ、合格発表は2月12日となる予定。

また、平成31年度の新規調教師、騎手免許試験の一次試験合格者もあわせて発表された。一次試験の合格者は21名だった。受験したことを表明していた現役騎手の蛯名正義騎手は同日午後にツイッターを更新し、不合格だったことを明らかにした。