【JRA根岸ステークス2025予想】フェブラリーSへ向けた注目のダート短距離重賞!タガノビューティーやドンフランキーなど出走予定馬を考察

東京開幕を飾る重賞はフェブラリーSの前哨戦「根岸S」です。過去の好走馬が本番のフェブラリーSでも好走するケースが多く、本番のフェブラリーSを占う上で重要な一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

タガノビューティー(牡8、西園正都厩舎)

昨年秋のJBCスプリントを制し、7歳にして悲願の重賞初制覇を果たしたタガノビューティー。近年は根岸Sから開始が恒例のパターンとなっており、2022年は3着、2023年は4着、2024年は13着と三度の出走経験があります。昨年は3コーナーでペースが遅くなってしまい、早めに外から上がって行きたかったところを動くに動けないポジションで力を出せずに敗退。東京を主戦場としてきた東京巧者でもあり、ここは得意舞台での巻き返しに期待です。根岸S後のフェブラリーSがラストランとなっており、残す2戦も全勝する勢いで臨んでもらいたい。

ドンフランキー(牡6、斉藤崇史厩舎)

前走のBCスプリント・9着から巻き返しを狙うドンフランキー。2023年はプロキオンSと東京盃を制し、昨年はドバイゴールデンシャヒーンで2着、盛岡のクラスターC・1着と国内外のダート短距離重賞戦線で結果を出してきた実績馬です。1200m戦で結果を出してきた逃げ馬なだけに、久々の1400mでも残せるかどうか。基本的には積極策で実力を発揮するタイプですが、番手からの競馬でも良いのは強みです。一本調子のタイプで馬込みでごちゃつくと崩れるリスクが高い馬ですが、出脚は速く、レースの展開を握る逃げ馬候補ということで無視できない1頭です。

フリームファクシ(牡5、須貝尚介厩舎)

前走のすばるSを快勝した駒を進めてきたフリームファクシ。前半はミドルペースで、好位内をロスなく運んで外へ出すと、3馬身差を付けて圧勝。前が有利な展開ながら、揉まれるかたちとキックバックにもしっかりと対応して勝ち切る強い内容でした。東京ダートは初となりますが、直線の瞬発力勝負を得意としており左回りのワンターンも合いそうで、期待度は高め。昨年12月にダートへ転身してすでに3戦消化とレースを使われていますが、新境地でも調子を落とすことなく結果を出しており、ダート重賞でも勝ち負けの期待十分です。