【きさらぎ賞2025予想】3歳馬の有望株が激突!サトノシャイニングやショウヘイなど出走予定馬を考察

2023年も早いもので1ヶ月が過ぎ、もう2月。京都競馬では陰暦の2月を表す「きさらぎ(如月)」にちなんで付けられた「きさらぎ賞」が開催されます。クラシックを見据えた3歳馬の有望株が激突する注目の一戦です。今回は出走予定馬の中でも上位人気となりそうな有力馬3頭をピックアップしましたので予想の参考にお役立てください。

サトノシャイニング(牡3、杉山晴紀厩舎)

前走の東京スポーツ杯2歳S・2着から参戦するサトノシャイニング。積極策でハナに立ち、1000m通過60秒9のマイペース逃げを展開。最後は交わされましたが、勝ち馬のクロワデュノールは後にホープフルステークスを勝利しており、強い相手に僅差の競馬が出来たのは評価できます。中京芝2000mの新馬戦はスローペースを好位から追走し、上がり3F勝負の展開をしぶとく押し切って快勝。流れた時にどうかという不安はありますが、落ち着くようなら脚色を活かせるでしょう。ここを勝ってクラシックへの出走を確実にしたいところです。

ショウヘイ(牡3、友道康夫厩舎)

京都1800mの未勝利戦を快勝したショウヘイ。京都1800mのデビュー戦は無理なく番手につけて追走し、スローペースでもしっかりと折り合って抜け出すも最後は交わされての2着。敗れはしたが、上がり3F33秒2の好時計で2着ですし、3着以下は5馬身以上突き放しており強い競馬は見せています。前走は直線に向いても追い出しを待つ余裕を見せて2馬身半差で圧勝しており、まだ底を見せていない点も魅力です。今の京都はやや時計のかかる馬場ですが、近2戦はいずれも京都1800mで適性については全く問題なし。引き続き高いパフォーマンスが期待できそうです。

ランスオブカオス(牡3、奥村豊厩舎)

前走の朝日杯FS・3着から参戦するランスオブカオス。前半35秒4、後半33秒7のスロー競馬を中団から良く伸びて3着に好走し、9番人気の低評価を覆す走りを見せてくれました。前が有利な展開ながら唯一中団から伸びて届いた馬で、負けて強しの内容でした。京都コースは1800mの経験こそありませんが、1400mで1着、1600mで3着と実績は十分。タフな馬場でも差し脚を伸ばせているので、時計のかかる今の京都も合うはずです。鞍上の吉村誠之助騎手と人馬共に重賞初勝利を狙います。