ダイヤモンドステークス(2025)出走予定馬の予想オッズと過去10年のデータから傾向を分析!

東京競馬の土曜メインは長距離ハンデ重賞の「ダイヤモンドS」です。平地重賞ではステイヤーズSに次ぐ長距離戦で、当然レース巧者・長距離巧者というのが活躍しやすい舞台ではありますが、果たしてどのような傾向があるのでしょうか。今回は過去10年間のデータをもとにダイヤモンドSの傾向を探っていきたいと思います。

■「1・2番人気」は堅実も、伏兵にも十分に警戒

「1番人気」が最多の4勝を挙げており、連対数も最多です。複勝率は70%と好走率が高く、信頼度は高めです。また、3着内の回数は「2番人気」が最多となっており、こちらは複勝率が80%とさらに信頼度は高めです。下位人気馬の勝利数は少ないですが、「6~9番人気」は2着2回、3着3回、「10番人気以下」も2着2回など、2・3着には絡みます。2020年は3連単355万馬券の大荒れ、2022年は31万馬券、一昨年は12万と近年はとくに波乱決着が目立っています。「1・2番人気」は堅実ですが、人気薄の激走も多く、波乱を見越した予想で馬券を組み立てるのが良いかも知れません。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 4 2 1 3
2番人気 3 2 3 2
3番人気 0 1 2 7
4番人気 1 0 0 9
5番人気 0 1 1 8
6~9番人気 1 2 3 34
10番人気以下~ 1 2 0 50
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 1 0 0 0
2.0~2.9倍 2 2 0 1
3.0~3.9倍 3 0 3 2
4.0~4.9倍 1 1 1 3
5.0~6.9倍 1 1 1 7
7.0~9.9倍 0 2 1 6
10.0~14.9倍 0 0 3 13
15.0~19.9倍 1 0 1 14
20.0~29.9倍 0 1 0 13
30.0~49.9倍 0 0 0 15
50.0~99.9倍 0 3 0 17
100.0倍以上 1 0 0 22
馬単/3連単データ
馬単 3連単
2015 1,670 円 26,090 円
2016 6,000 円 58,400 円
2017 2,660 円 9,850 円
2018 1,630 円 12,630 円
2019 6,920 円 40,420 円
2020 351,880 円 3,555,600 円
2021 7,360 円 28,150 円
2022 23,130 円 317,940 円
2023 26,040 円 121,000 円
2024 1,140 円 3,670 円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 ヘデントール 2.1
2 ワープスピード 3.8
3 シュトルーヴェ 8.9
4 ハヤテノフクノスケ 10.3
5 ショウナンバシット 15.4
6 ダンディズム 21.2
7 シルブロン 27.8
8 メイショウブレゲ 32.7
9 ヴェルミセル 36.8
10 ホウオウプロサンゲ 40.1
11 コパノサントス 47.8
12 サスツルギ 54.3
13 グリューネグリーン 59.8
14 マイネルケレリウス 67.3
15 ビップスコーピオン 76.7
16 セイウンプラチナ 87.8
17 ジャンカズマ 110.7
18 フタイテンロック 143.7
19 オーロイプラータ 187.8
20 トウセツ 207.6

■「外枠」&「差し」が好成績

コースは東京の芝3400mを使用。枠は「8枠」が最多の5勝を挙げており勝利数は断トツで、連対数と3着内の回数も最多で好成績です。「7枠」も3着内は5回と多く、外枠有利の傾向が顕著に見られます。

脚質は「差し」が最多の6勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。東京の芝3400mはその長い距離からもスローペースになりがちで、前からの粘り込みは困難。最後の直線も約530mと長く、途中に高低差2mの急坂もあり、差し馬が好走しやすいコース形態となっております。中心は「差し馬」と見て良いでしょう。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 0 1 2 12
2枠 1 1 2 12
3枠 0 2 0 16
4枠 0 0 3 15
5枠 2 0 2 14
6枠 1 0 0 17
7枠 1 3 1 15
8枠 5 3 0 12
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 1 0 10
先行 2 4 3 28
差し 6 3 4 35
追い込み 2 2 3 38
その他 0 0 0 2

■ハンデが「54kg」の馬が好成績

ハンデは、「54kg」が最多の5勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多です。馬体重の増減は、最多の4勝を挙げ、連対数も最多の「-3~+3kg」に注目です。

ハンデデータ
ハンデ 1着 2着 3着 4着以下
~50kg 0 1 0 9
51kg 0 1 1 6
52kg 0 1 0 5
53kg 0 0 0 17
54kg 5 1 5 27
55kg 0 1 2 21
55.5kg 0 1 0 0
56kg 1 3 2 20
57kg 0 0 0 5
57.5kg 0 0 0 2
58kg 2 0 0 1
58.5kg 2 1 0 0
馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
~-20kg 0 0 0 2
-19~-10kg 1 1 0 4
-9~-4kg 3 4 5 27
-3~+3kg 4 1 5 46
+4~+9kg 1 2 0 24
+10~+19kg 1 1 0 7
不明・初出走・未更新 0 1 0 3
今回減 6 5 6 48
同体重 1 1 1 23
今回増 3 4 3 42

[該当馬] ハンデが54kgの馬

  • ジャンカズマ
  • セイウンプラチナ
  • フタイテンロック

■年齢はフラットな傾向

年齢は「4歳」と「6歳」が最多の3勝ずつを挙げており、連対数は「4・5・6歳」、3着内は「6歳」が最多となっています。どの年齢の馬もまんべんなく好走しており、年齢についてはフラットな目線で予想しても良さそうです。

性別は3着内に入った30頭中28頭が「牡馬」または「せん馬」となっており、牡馬・せん馬が中心となります。所属は「美浦」と「栗東」が5勝ずつを挙げており、東西で差はありません。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
4歳 3 2 2 15
5歳 2 3 2 23
6歳 3 2 5 28
7歳 1 2 0 24
8歳以上 1 1 1 23
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牡馬 9 5 8 90
牝馬 0 1 1 10
セン馬 1 4 1 13
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 5 6 7 53
栗東 5 4 3 60

■前走レースが「万葉ステークス」だった馬に注目

前走レースは、最多の3勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多の「万葉ステークス」が参考レースとしての重要度が高そうです。前走着順は「6着以下」だった馬が3勝を挙げており、3着内も11頭と多めです。前走で掲示板外に敗れた馬の巻き返しが目立っているため、前走着順については大敗馬でも警戒しておく必要がありそうです。

前走レースデータ
前走レース 1着 2着 3着 4着以下
万葉ステークス 3 2 1 23
ステイヤーズステークス 2 2 4 17
白富士ステークス 1 1 0 5
有馬記念 1 1 0 2
アメリカジョッキークラブカップ 1 0 0 6
中日新聞杯 1 0 0 2
尼崎ステークス 1 0 0 0
日刊スポーツ賞中山金杯 0 1 0 4
箱根特別 0 1 0 1
エリザベス女王杯 0 1 0 1
前走クラスデータ
前走クラス 1着 2着 3着 4着以下
G1 1 2 0 11
G2 3 2 6 33
G3 1 1 0 10
リステッド/オープン 4 3 1 34
3勝クラス 1 0 3 16
2勝クラス 0 1 0 4
1勝クラス 0 0 0 1
海外 0 1 0 3
地方 0 0 0 1
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 2 0 2 13
2着 3 3 0 7
3着 0 0 1 9
4着 0 1 4 7
5着 2 0 1 8
6~9着 2 2 1 28
10着以下~ 1 4 1 41

[該当馬] 前走が万葉Sだった馬

  • ジャンカズマ(4着)
  • メイショウブレゲ(9着)
  • サスツルギ(17着)

■騎手はフラットな傾向

騎手は「菱田裕二」が唯一2勝を挙げていますが、今年は騎乗予定がありません。その他に傾向は見られませんので、騎手についてはフラットな目線で予想したいと思います。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
菱田裕二 2 0 0 0
C.ルメール 1 1 2 0
三浦皇成 1 1 0 4
北村宏司 1 0 0 5
木幡巧也 1 0 0 1
西村淳也 1 0 0 0
岩田康誠 1 0 0 0
R.ムーア 1 0 0 0
勝浦正樹 1 0 0 0
蛯名正義 0 1 1 3