【中山牝馬S予想2016】ルージュバックの路線が決まる重要な一戦

13日(日)の中山メインレースは第34回中山牝馬ステークスだ。5月のヴィクトリアマイルの前哨戦として位置づけられており、'13年の勝馬マイネイサベルはヴィクトリアマイルで3着、'11年の勝馬レディアルバローザはヴィクトリアマイルで3着と本番のヴィクトリアマイルでも健闘してみせていることからも、後のビッグレースを占う上で見逃せない一戦と言えるだろう。

今年は牝馬路線?マイル路線?ルージュバック、大幅な路線変更も?!

今年の出走馬でとくに注目したいのは昨年のオークス2着馬であるルージュバックだ。昨年の有馬記念での惨敗(10着)を最後に天栄にリフレッシュ放牧していたが、今月帰厩し調整を進めている。オークス2着とエリザベス女王杯で0.1秒差の4着とG1で好走しているが、素質と期待の高さを考えれば物足りないと感じざるを得ない。昨年は2000m以上のレースで結果を残せなかったが、今年は1800mの中山牝馬から始動し、結果によってはヴィクトリアマイルも視野に入ることとなる。今年のルージュバックは大幅な路線変更もありうるかもしれないと思っておいた方がよさそうだ。

桜花賞の時期を前にルージュバックがここから始動してくるとは意外・・・と感じるファンも少なくないのでは。ここはあっさりクリアして大きいところを狙っていっていただきたい。いずれにせよこのフィリーズレビューは勝ち負け必至なレースである。