3月30日(水)園田競馬場でJRA交流広峰山特別が行われます。中央競馬でも新馬戦が終わり、3歳未勝利馬にとってはいつまでも時間がある状況ではなくなっていきます。
ここも12頭中半分の6頭がJRA所属馬。この条件はJRA所属馬が断然強いわけですが、今回の6頭は時季的なものもあり、それほど強力とは言えません。園田勢にも十分チャンスがある印象です。
その園田勢の中で一番の期待は、7枠10番のチョウクルクル。園田競馬でデビューし、6戦2勝2着2回。前走は今回と同じ、JRA交流戦の摩耶山特別で園田勢最先着となる5着と好走。ややレースの流れに乗り切れなかった印象が残った中での5着ですから、もう展開、相手ひとつで勝ち切れるまでの力はつけているとみていいでしょう。
母系を辿ると、母スーパーマルトクの半姉マルトクの産駒に桜花賞馬のレッツゴードンキ。園田競馬に馴染みがあるという点では、園田で計14勝を挙げ、現役馬として活躍中のマルトクスパートもいて、一本筋の通った血統と言えます。
今回は通算1800勝超の勝ち星を挙げる、永島太郎騎手への手替わりも大きな味方。メンバーを見渡すとあまり前に行きたい馬も多くはなく、その気になれば前走よりも前目の競馬も可能なはず。馬名の通り、チョウクルクルが超来る!?