13日(日)は京都競馬場で「日経新春杯」が行われます。前残り馬場と思われた京都開幕週ですが、時計の掛かる馬場でパワータイプの粘り勝ちも目立った先週の京都。今週も同じような馬場ならパワーに寄った馬から狙ってみるのも良さそうです。
ステイゴールド産駒のアフリカンゴールド、シュペルミエール、ルックトゥワイスあたりは血統的に魅力ですし、ガンコやノーブルマーズあたりも重馬場巧者として狙ってみたくなる馬たちです。
馬場が重たくなるなら個人的に一番狙いたいのはガンコ。もともとダート路線を使ってきた馬ですし、父はステイゴールド産駒のナカヤマフェスタということで力の要る馬場は得意なタイプです。
昨年の日経新春杯は3着で、レースは2番手から進め、直線では逃げたロードヴァンドールに並びかけるも交わすことができず、パフォーマプロミスに交わされての3着という内容でした。昨年の日経新春杯ではまだ準OP馬で格上挑戦という立場で、ハンデも52kgと軽ハンデでした。加えて前残りの恩恵も受けることができ、好条件が重なったことも好走できた要因と言えるでしょう。
6歳になり今年はトップハンデの57kgと昨年とは勝手が違いますが、今年は例年の京都とは違って馬場も重たいですし、近3戦は57kgで走っているので敏感になることもないでしょう。全6勝のうち4勝が12月~2月と冬場に強い馬で、先行できる脚質も魅力。実績ある藤岡佑騎手とのコンビに戻る点も好材料です。軽ハンデというプラス材料がなくとも好走は期待できるのではないでしょうか。
ダート路線から芝への転向が功を奏し、重賞タイトルを奪取するまでに至ったガンコ。近走は掲示板にものれない競馬が続いておりますが、ここらで巻き返しに期待したいと思います。