2018年度JRA賞・年度代表馬となったアーモンドアイ(牝4、国枝栄厩舎)は、今年はドバイで始動。
同馬は、3月30日にアラブ首長国連邦ドバイのメイダン競馬場で行われる「ドバイワールドカップデー」の「ドバイターフ」と「ドバイゴールデンシャヒーン」に登録しており、国際競走からの招待状もすでに届いており、陣営は受諾する方向だ。
英国最大のブックメーカーであるWilliam Hillではすでにオッズが出ており、記事寄稿時点ではアーモンドアイが3.00のオッズをマークし1番人気に推されている。昨年のドバイターフの覇者であるベンバトル(牡5、S.ビン・スルール厩舎)は今年も参戦する予定となっているが、同馬は4.00で2番人気となっており、昨年の覇者をおさえての1番人気となっている。
昨年のドバイターフは2~3着(3着同着)に3頭もの日本馬が入着したが、勝ち馬のベンバトルには2馬身以上離され、日本馬が完敗を喫する結果となった。先月23日にIFHA(国際競馬統括機関連盟)によって発表された「2018年度ロンジンワールドベストレースホースランキング(Longines World’s Best Racehorse Ranking:LWBRR)」では、日本調教馬ではトップとなる11位にランクインし、海外の評価も高いアーモンドアイ。今回が初の海外遠征となるが、世界という大舞台でも活躍してくれることを期待したい。