9日は降雪の影響により東京開催が中止となり、本日11日に代替開催となった「クイーンC」。正午時点の東京都府中市の気温は2度。雪は降っておりませんが、気温は低いので行かれる方は暖かくしてお出かけくださいね。
さて、改めてクイーンCの予想ですが、本命はビーチサンバ。前走の阪神JFでは中団外目から追い込んで踏ん張っての3着。勝ち馬のダノンファンタジーと2着馬のクロノジェネシスはさらに後方におりましたが、4コーナーで動いてきて、直線序盤ではあまり位置取りに差のない状況となってしまいました。ビーチサンバは一旦外へ出さなくてはなりませんでしたので、ついた勢いや決め手の差で届きませんでしたが、アルテミスSで交わされたシェーングランツを抑えて3着に粘れたのは高評価。
今回は2着馬クロノジェネシスが優勝候補の最右翼と目されておりますが、立ち回りではビーチサンバが上。切れない脚質を意識するなら前目の位置取りが理想的でしょう。今回は9頭と頭数も少ないので、持続力のある末脚を活かしやすいのではないでしょうか。決め手の鋭さがあるクロノジェネシスも驚異ですが、今回は1キロの斤量差もあり、枠も大外枠。先週に引き続き内枠有利の馬場なら、クロノジェネシスの信頼度も前走よりは低いと判断しました。
相手にはミリオンドリームスを予定。1戦1勝で約半年の休み明けとなりますが、在厩で30本追い切りを消化しており、仕上がり・状態は良さそうです。乗り込み量が豊富な藤沢厩舎なのでそれだけで判断するのは危険とも言えるかもしれませんが、ルメール騎手がビーチサンバではなくこちらを選んだということはある程度は仕上がっている可能性が高いですし、この馬への期待感の大きさを表しているのではないでしょうか。結局回避となりましたが、アルテミスS登録の時から注目していた1頭なので、今回はしっかり買い目に入れたいと思います。
ということで今年のクイーンCは上記の2頭を中心とした馬券で挑みたいと思います。