【フェブラリーS予想2019】逃げるのはどの馬?決め打ち馬券で勝負

今年のフェブラリーSはインティ、サクセスエナジー、サンライズソアと逃げ馬候補が多数。これだけ逃げ馬が揃えばペースも速くなりそうだが、いずれもそこまで飛ばしていくようなタイプではなく、スローとなる可能性も決して低くはない。

上位人気が予想されるインティの鞍上は武豊騎手だが、そこまでテンが速いという馬でもないので、他が逃げればすんなり番手からで進めるだろう。武豊騎手も自身の公式ブログで「逃げにこだわる気持ちはないので展開は不問のつもり」と綴っており、ハナにこだわる姿勢はない。

サンライズソアは今回田辺騎手と初コンビ。こちらも逃げ馬ではなく、どちらかと言えば好位抜け出しの競馬が強い馬。近2戦では逃げて連対しているが、インティ同様に逃げにこだわることもないだろう。

となれば、今年は松山弘平騎手騎乗のサクセスエナジーが逃げ馬となる可能性が高い。テンのスピードは同馬の方が上だし、出していくというよりは、押し出されてハナを切る形となりそうだ。フェブラリーSは基本的に流れることが多く、差し馬天国の展開となる傾向にある。実際逃げ馬は過去10年で3着内が1頭のみと成績も不振だ。逃げた時点で馬券に絡む可能性が一気に下がるなら、サクセスエナジーは消しが賢明か。

月並みだが、インティは2~3番手、サンライズソアがその前にいるかどうかというのが前目の位置取りと予想。問題はペースだが、このあたりはサクセスエナジーと番手の馬がどういうペースを作るか次第。ただ、インティが残るならサンライズソアが残ってもおかしくないし、なるべくならセットで考えたいところ。

差し馬は何を選ぶかだが、有力候補はゴールドドリーム、穴馬ならクインズサターンあたりも魅力だ。使える上がりに限界はあるが、うまく脚を溜めて決め打ちで絡む可能性もある。後方からならサンライズノヴァも怖いが、この馬はペースが流れなければ厳しそうだ。前が残るなら組み込みにくい一頭。

枠順的には逃げ馬は外、差しは内が良いとされるが、一番良いところに入ったなと感じたのは6枠10番のサンライズソア。前へ行く馬で一番外目に入れたのは大きい。セットで考えたいと言ったインティはもう少し外が良かったが、サクセスエナジーの外に入れたので大きく割り引く枠でもない。差し馬だと最内に入ってしまったクインズサターンよりはゴールドドリームの方が買いやすい。ということで馬券的にはサンライズソア、インティ、ゴールドドリームの3頭で勝負することになりそうだ。

どの馬が逃げるのか、どんなペースになるのか、展開によって結果が大きく左右されることになりそうな今年のフェブラリーS。馬券も思い切った決め打ちがハマれば気持ちの良い的中となるのではないだろうか。それでは、皆さんの健闘を祈る。