【弥生賞2019予想】調教・最終追い切りが高評価の馬トップ4

27日に、弥生賞に出走する各馬の最終追い切りが行われた。今回は中でも追い切り内容の評価が高かった馬4頭をピックアップしてみた。

ラストドラフト(牡3、戸田博文厩舎)

2/27(水)美浦・南P(良)5F65.5-4F51.0-3F38.3-1F12.1(馬なり)

内アンヴェイルド(8歳1000万)を9馬身ほど先行させて発進させる2頭併せで、戸田調教師自らが騎乗して追い切られた。4コーナーを回り外から並びかけると、馬なりのままで1馬身先着した。手綱は持ったままで落ち着きも見せつつ、ゴール前は切れのあるフットワークで伸び、メリハリのある走りを見せた。1週前は南Wで81.4-37.8-12.8とこちらも良い内容と時計だった。最終はオーバーワークを避けるためにPコースを使用。仕上りは良好そうだ。

サトノラディウス(牡3、国枝栄厩舎)

2/27(水)美浦・南W(良)5F69.5-4F53.9-3F38.9-1F12.5(馬なり)

外ハヤヤッコ(3歳500万)を2馬身追いかける2頭併せで、助手を背に追い切られた。馬なりで仕掛けを待ちつつ、直線で内から併せていき併入した。1週前は南Wで83.6-38.0-13.3とまずまずで、最終では馬なりで良い加速ラップを刻んできた。中間の内容は良く、フットワークも大きく伸びがある。好気配の様子。

ニシノデイジー(牡3、高木登厩舎)

2/27(水)美浦・南W(良)5F68.8-4F53.0-3F37.9-1F12.7(馬なり)

主戦の勝浦騎手を背に単走で追い切られた。1週前は美浦Wで82.4-12.7と時計はまずまずだが、引っ掛かり併せ馬を置き去りにして最終的に単走でフィニッシュするというハプニングが起こった。最終ではハミを口あたりのきつくないものに替えて単走追い。道中は折り合いに専念し、コーナーでも良いラップでピッチを落とさずに追い切った。先週の追い切りで折り合いの心配等があるが、時計と動きは良い。

カントル(牡3、藤原英昭厩舎)

2/27(水)栗東・CW(良)6F83.9-5F68.0-4F52.6-3F38.9-1F12.1(馬なり)

ルペールノエル(9歳障害オープン)と2頭併せで1馬身半先着。荻野極騎手を背に追い切られた(レースではM.デムーロ騎手が騎乗)。1週前はCWで85.2-39.0-12.3。切れはなくゆったりとしたフットワークだが、鞍上の仕掛けを待てており、しっかり反応しているのは良い。折り合いもついて追い出しの反応も良く、最後も余裕で僚馬を引き離しており、好気配。