6日に、金鯱賞に出走する各馬の最終追い切りが行われた。今回は中でも追い切り内容の評価が高かった馬3頭をピックアップしてみた。
エアウィンザー(牡5、角居勝彦厩舎)
3/6(水)栗東・CW(良)6F89.6-5F72.0-4F55.4-3F40.4-1F12.0(馬なり)
辻野助手騎乗で、内ロードラウレア(3歳新馬)と2頭併せで併入。ほぼ馬なりで全体時計も特別早いというわけではなく、軽めの追い切りという印象。ただ、最終調整は長めで負荷もかかっており、フォームやラストの手応えは良く、活気十分。1週前は武豊騎手を背にCWで6F68.5-1F11.5秒と好時計を叩き出しており、仕上りはかなり良さそうだ。
アルアイン(牡5、池江泰寿厩舎)
3/6(水)栗東・坂路(良)4F51.4-3F38.0-2F24.7-1F12.3(一杯)
北村騎手騎乗で、外カフェブリッツ(6歳OP)と2頭併せで併入。時計が出やすい馬場だったが自己ベストを更新しており、好時計。2週前には栗坂で終い11.9秒、1週前も栗坂で全体時計51.8秒と続けて好タイムをマークしており、絶好調の様子。相手は交わしきれなかったが、3週続けて動いており、負荷はしっかりかかっている。
ギベオン(牡4、藤原英昭厩舎)
3/6(水)栗東・CW(良)5F80.0-5F64.7-4F50.5-3F37.3-1F12.1(強め)
C.ルメール騎手が騎乗停止となり、丸山元気騎手へと乗り替わりとなったギベオン。最終追いは丸山騎手を背に、CWを外コーカス(5歳1000万)と2頭併せで先着。僚馬も止まらず駆け抜けており、ギベオンにも最後は肩ムチが入り、追い出されてからの反応、伸びも良い。脚さばきは速く、ストライドも広く取れており、動きは良い。あとは重い馬場となった時にどうか。