6日に、フィリーズレビューに出走する各馬の最終追い切りが行われた。今回は中でも追い切り内容の評価が高かった馬3頭をピックアップしてみた。
プールヴィル(牝3、庄野靖志厩舎)
3/6(水)栗東・坂路(良)4F51.9-4F38.2-3F25.2-1F12.2(馬なり)
坂路で単走追い。時計はそこまでだが何よりも動きが抜群。フォームが安定しており、真っ直ぐに走れており、鞍上の合図にしっかりと反応してギアを変えれており、伸びも鋭い。走りにバラつきの多い馬が多い中で同馬の動きは特別良く見えた。1週前は秋山騎手を背に強めに追われて坂路で4F54.8-4F39.2―1F12.0秒をマークしており、ここでも直線での反応の良さが目立った。先週に引き続き良い動き。
ホウオウカトリーヌ(牝3、栗田徹厩舎)
3/6(水)美浦・南W(良)4F53.1-3F39.3-1F13.1(馬なり)
内グランヴィスタ(3歳未勝利)、外ワカミヤオウジ(4歳1000万)と3頭併せでそれぞれクビ差先着した。3頭併せの真ん中で直線で早めに抜け出し、内と外の馬も食い下がったが並ばせても抜かせずに最後はしっかりと先着した。抜かせない勝負根性を見せ、プレッシャーがかけられた中でもブレない走りを見せた。1週前も3頭併せで南W6F86.0-4F39.7-12.5秒をマークし、直線で追い出されて鋭く伸びて3頭に先着。態勢は整っている。
ジュランビル(牝3、角田晃一厩舎)
3/6(水)栗東・CW(良)6F81.0-5F65.1-4F51.2-3F37.9-1F12.0(馬なり)
荻野琢真騎手を背に(レースは松若騎手)ウインガーネット(6歳1000万)と2頭併せで半馬身先着。1週前は栗東ポリで6F82.0-5F67.3-4F52.6-3F39.3-1F12.0秒と平凡だったが、最終で良化。もともと調教では動くタイプだが、実際に実戦での好走にも繋がっており、仕上りが良さそうな今回も侮れない。