20日に、高松宮記念に出走する各馬の最終追い切りが行われた。今回は中でも追い切り内容の評価が高かった馬3頭をピックアップしてみた。
モズスーパーフレア(牝4、音無秀孝厩舎)
3/20(水)栗東・坂路(良)4F49.2-3F36.3-2F24.4-1F12.5(一杯)
助手を背に坂路単走。50秒を切る猛時計を叩き出し、この日の一番時計で自己ベストをマーク。間隔が詰まっており1週前は坂路で58.1-42.7-14.3と全く動いていないが、最終では時計を出すようにという指示もあったようで、ビッシリ動いてきた。オーシャンSの時の最終追い切りも50.7-12.3と良いタイムだったが、今回はさらに上を行く時計を出してきた。全体時計の良さと、終いも落ちていないことを考えると、かなり状態は良さそうだ。
ロジクライ(牡6、須貝尚介厩舎)
3/20(水)栗東・坂路(良)4F55.2-3F39.4-2F25.0-1F12.3(馬なり)
C.ルメール騎手を背に坂路単走。やや軽めの内容という印象だが、1週前は坂路で49.4-36.4-12.4と好時計をマークしており、最終は流す程度で十分といった判断だろう。1週前をしっかり、最後は軽めで追い切るというパターンは同馬の勝負仕上げのパターンでもあり、追えば伸びてきそうな気配も出ていた。状態面は問題無さそうだが、どちらかといえばスピードよりもパワー寄りに出た走りなので、あとは初の1200mでどうかだけ。
ダノンスマッシュ(牡4、安田隆行厩舎)
3/20(水)栗東・坂路(良)4F51.3-3F37.4-2F24.3-1F12.4(馬なり)
北村友一騎手を背に坂路単走。1週前は49.7-36.6-12.5と好時計をマークし自己ベストを更新。1週前に負荷をかけて最終は馬なりで軽めの追い切りはロジクライ同様、ダノンスマッシュも勝負仕上げのパターンだ。手応えにはまだ余裕があり、追われれば時計はもっと出ていたであろう。状態は良好そうだ。