【桜花賞2019予想】アクアミラビリス、ディープインパクト産駒の牙城崩せるか

今週は3歳クラシック第1弾となる桜花賞が阪神競馬場で開催されます。登録28頭とフルゲート必至の想定段階から楽しみなメンバーが揃いました。2歳女王で3歳始動戦でも確かな強さを見せつけたダノンファンタジーには主戦の川田騎手、阪神JFを回避し挑戦した朝日杯FSで惜しくも3着のグランアレグリアにはアーモンドアイでドバイターフを制した主戦のルメール騎手が継続騎乗し、2歳G1で1番人気だった馬同士がデビュー戦ぶりに相まみえるのも非常に興味深いところ。

今年は昨年と異なり外国人騎手旋風は吹き荒れておらず、先日の大阪杯ではアルアインに騎乗した北村友一騎手が悲願の中央G1初制覇を成し遂げ、ここまでの高松宮記念、フェブラリーステークスと全て日本人騎手が勝利してきています。例年、年始にしっかりと休暇を取ることでスロースターター気味の印象も強いため、そろそろ外国人騎手による巻き返しもあるのではないかということで、今回はデムーロ騎手騎乗予定のアクアミラビリスに注目してみます。

アクアミラビリスは前走がリステッドのエルフィンステークスからの参戦ということで人気はそれほどでもなさそうですが、血統的にはクイーンズリングの妹にあたる良血馬です。桜花賞とM.デムーロ騎手と言えば同じヴィクトワールピサ産駒のジュエラーでシンハライトを抑え勝利した経験もあり、4連勝中の2歳女王が相手とは言え大物食いの十分ありえるタッグと言えるのではないでしょうか。

大勝負に強いM.デムーロ騎手ですが、今年はルヴァンスレーヴの戦線離脱で運気が下がってしまったか、未だ目立った活躍は見られません。2011年~2014年まで4連勝し桜花賞と相性の良いことで知られるディープインパクト産駒が、今年の登録メンバーを見てもほぼ上位人気ということもあり、穴馬としてアクアミラビリスを狙っていきたいです。