【フローラS予想2016】実力拮抗!人気ほどの差はない

今週末から東京競馬が開催となります。開幕週一発の重賞は第51回フローラSです。1~3着に牝馬クラシック第二弾であるオークスへの優先出走権が与えられるレースです。実力的に未知数な馬が多く、波乱の決着も目立ちます。2014年には三連単で108万円、2011年には同じく三連単で131万円の高配当が出ており、高配当が見込めそうなレースとして人気を集めております。

後のオークスは例年桜花賞組が中心となる傾向にありますが、フローラS組も【1-3-3-32】と勝利数こそ少ないものの、複勝率は約18%と健闘しており侮れません。オークスの予想を占う上でも欠かせないレースと言えるでしょう。

今年の出走メンバーは全ての馬が重賞未勝利で、実績で言えばG3レースで連対がいいところですが、重賞が未経験でもまだ高いポテンシャルを秘めた馬がここで開花なんてことも十分にあり得ます。前走のアネモネS(OP)を優勝して2連勝中のチェッキーノはフローラSが重賞初挑戦となりますが、父キングカメハメハ、母は重賞ホルダーのハッピーパスという良血に加えて、休み明けの前走の勝ちっぷりからも勝ち負けする存在であると見て間違いないでしょう。

同じく重賞初挑戦となるパールコードも侮れません。馬体も大きくビッグレースでも通用しそうな馬格の持ち主で、前走のミモザ賞(500万下)では1.9倍の圧倒的人気でしたが、危なげない走りで快勝してその期待に応えました。タイプ的にもオークス向きな馬という印象で、ここは是が非でも出走権をとってクラシックへと進みたいところでしょう。

他にも新馬、500万下と無傷の2連勝をあげて進めてきたビッシュや、クイーンC(G3)で2着のフロンテアクイーン、フラワーC(G3)で2着だったゲッカコウなども上位進出を狙っております。人気ほどの差はなく、波乱傾向にあるレースぶりからも高配当を狙いたくなります。最近大きく勝てていないなぁという方は、この機会に穴馬から購入するなどして競馬ライフに一つの波乱を期待してみてはいかがでしょうか?