【皐月賞2019予想】過去データが後押しする激走期待の穴馬とは?

ついに始まった牡馬クラシック第1弾「皐月賞」。今回は当サイトが公開した過去10年のデータ・傾向や、筆者が独自で調べた傾向に当てはまる激走期待馬を1頭紹介したい。

今回紹介したい穴馬は「タガノディアマンテ」だ。いくつかの好走データに当てはまるので、以下で該当データを紹介したい。

「外枠」&「差し馬」

「7枠」と「8枠」が2勝ずつを挙げており、外へいくにつれて好走率が高くなっている。タガノディアマンテが入ったのは8枠16番。実際、外枠を活かせるかはペースにあったポジション取りができるかなど、騎手の指示や馬の出方によるところが大きいが、偶数枠だしデータ的には好枠。

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 1 0 0 16
2枠 1 2 0 15
3枠 0 1 1 16
4枠 2 1 1 14
5枠 0 1 2 15
6枠 1 0 3 14
7枠 2 2 1 20
8枠 2 2 1 20
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 0 1 11
先行 2 3 4 21
差し 7 3 3 60
追い込み 0 3 1 38
マクリ 0 0 0 0

※上記の「枠番データ」・「脚質データ」は、東京競馬場で行われた2011年を除く過去9回分のデータとなります。

「前走スプリングS」

前走データでは、最多の4勝を挙げ、かつ3着内の回数が最多のスプリングS組が好成績。タガノディアマンテは前走のスプリングSで4着。今年のスプリングS組は、ファンタジスト(2着)、タガノディアマンテ(4着)、クリノガウディー(6着)の3頭が出走。ファンタジストには先着されたが、馬場が思っていた以上に軽かったこともあり、前走以上に時計のかかりそうな今回はタガノディアマンテにとってはチャンスとなりそうだ。

前走データ
前走 1着 2着 3着 4着以下
スプリングS(G2) 4 1 2 37
共同通信杯(G3) 4 0 1 7
弥生賞(G2) 1 5 3 32
毎日杯(G3) 1 0 0 10
若葉S(OP) 0 3 1 20
アーリントンC(G3) 0 1 0 2
京成杯(G3) 0 0 2 3
きさらぎ賞(G3) 0 0 1 8
すみれS(OP) 0 0 0 9

「キャリア4~5戦」

キャリアは「4~5戦」に好走馬が集中。タガノディアマンテはキャリア5戦。今回はキャリア4戦が4頭、キャリア5戦が5頭と多いが、半分は絞れる。

キャリア別データ
キャリア 1着 2着 3着 4着以下
0戦 0 0 0 0
1戦 0 0 0 0
2戦 0 0 0 2
3戦 0 2 2 17
4戦 4 4 3 31
5戦 4 4 4 37
6戦 1 0 1 30
7戦 1 0 0 12
8戦 0 0 0 10
9戦~ 0 0 0 5

「オルフェーヴル産駒」

これは正直該当馬が1頭のみでなのでデータ的な信用度は低くなるが、オルフェーヴル産駒の皐月賞成績は1戦1勝、勝率は100%だ。皐月賞に出走したのは昨年のエポカドーロ1頭のみで、同レースを制し産駒で初のクラシックG1タイトルを獲得した。勝率は100%ということで、今年も同産駒で唯一出走するタガノディアマンテには注目したいところだ。