【マイラーズC予想2019】調教・最終追い切りが高評価の馬トップ3

17日に、マイラーズCに出走する各馬の最終追い切りが行われた。今回は中でも追い切り内容の評価が高かった馬3頭をピックアップしてみた。

ダノンプレミアム(牡4、中内田充厩舎)

4/17(水)栗東・CW(良)6F85.1-5F68.8-4F53.5-3F39.0-1F11.3(馬なり)

川田将雅騎手を背に単走で追い切られた。スタートはゆっくり、向正面で徐々にペースを上げていき、ラストはやや強めに追われて11秒3と立派。コントロールも利いており、折り合い面も完璧で、川田騎手の指示を待てる状態にある。この中間は在厩で調整を続けており、1週前は栗東芝で6F87.2-5F69.9-4F53.0-3F37.7-1F11.8と時計はそこまでだが、時計のでにくいやや重の馬場を、落ち着きのある走りで追い切った。今回も跳ねるような完歩の大きいフットワークでゆっくりとした動きに見えるが、終いの時計はしっかり出ている。力は出せる状態だろう。

インディチャンプ(牡4、音無秀孝厩舎)

4/17(水)栗東・坂路(良)4F52.7-3F38.7-2F25.1-1F12.5(馬なり)

福永祐一騎手を背に2頭併せ。外のシエラネバダ(牡4・500万下)を前に見ながら2F過ぎで馬体を併せ、ラストは馬なりのまま僚馬を4馬身突き離してゴールした。時計はそこまでだが、最後は余力もあったし、道中は自ら行きたい仕草も見られ、追われれば時計もまだまだ詰まっただろう。前進気勢の強い馬なので、福永騎手が「やりすぎないように気をつけた」とコメントしているように、余力を残すかたちで追い切られた。臨戦態勢は万全。

グァンチャーレ(牡7、北出成人厩舎)

4/17(水)栗東・坂路(良)4F50.9-3F37.2-2F24.3-1F12.1(馬なり)

助手を背に坂路で単走。1週前は泥んこ馬場のウッドで6F77.1-1F12.7の好時計をマーク。最終の追い切りも余力十分でも時計は優秀で、加速ラップも綺麗なタイムだ。この馬も前進気勢が強いこともあってか、追い切りでももともと攻め駆けするタイプ。相変わらず良い動きで、先週に続き好内容。状態の良さが窺える。1週前で好時計を出して最終が軽め、というパターンは同馬の好走パターン。今回も好気配だ。