8日に、京王杯スプリングCに出走する各馬の最終追い切りが行われた。今回は中でも追い切り内容の評価が高かった馬3頭をピックアップしてみた。
ロジクライ(牡6、須貝尚介厩舎)
5/8(水)栗東・坂路(良)4F51.7-3F37.4-2F24.0-1F11.9(馬なり)
単走とあるが、前2頭を追いかけるかたちで坂路を追い切った。前を行く2頭の併せ馬を内から交わして2馬身先着。少し内にヨレるところもあったが、矯正し最後はまっすぐ伸びていた。力強いフットワークとキレも良く、ラストも11秒9と抜群。1週前は時計のかかる馬場の坂路で4F53.7-3F38.8-2F24.7-1F12.3を馬なりでマークしており、上々の動き。毎回時計は出る馬だが、コンディション自体は良い。
リナーテ(牝5、須貝尚介厩舎)
5/8(水)栗東・坂路(良)4F51.7-3F37.4-2F24.2-1F12.2(馬なり)
坂路で単走。ラストは軽く気合をつけられる程度で終始馬なりだったが、それでも好時計が出ており、まっすぐとブレもなく良い動き。1週前は重で4F55.3-3F40.4-2F26.2-1F12.7を馬なりでマークしており、2週前も同レースに出走のロジクライと併せて先着しており、時計も良い。前走の最終追いが坂路4F50秒4と自己新をマークする猛時計だっただけに今回は大人しく見えるが、好状態はキープできてそうだ。
キャナルストリート(牝5、大竹正博厩舎)
5/8(水)美浦・南W(やや重)4F54.4-3F38.9-1F12.9(馬なり)
助手を背に美浦Wで2頭併せの外。内のトロシュナ(牝3、500万下)を抜かせず半馬身先着。馬なりで抑え気味でも良い時計は出ている。1週前は石橋騎手を背に重の南Wで4F51.1-3F37.4-1F12.6と好時計をマークしており、好状態をキープ。レースの結果にも現れているように、状態面は申し分なさそうだ。