22日に、目黒記念に出走する馬の最終追い切りが行われた。今回は中でも追い切り内容の評価が高かった馬3頭をピックアップしてみた。
アドマイヤエイカン(牡6、須貝尚介厩舎)
5/22(水)栗東・坂路(良)4F52.0-3F37.3-2F24.3-1F12.3(一杯)
坂路を2頭併せて併入。坂路の自己ベストを更新。これまで坂路で速い時計は出してこなかったこともあるが、一杯に追われ時計を出してきた。1週前はCWで日本ダービーに出走するアドマイヤジャスタ(牡3、オープン)と併せて6F81.5-3F39.3-1F12.3秒をマーク。脚色では僚馬に劣ったが、相手のレベルを考えれば動けており、時計も良い。好状態はキープできている。
チェスナットコート(牡5、矢作芳人厩舎)
5/22(水)栗東・坂路(良)4F53.3-3F38.2-2F24.5-1F12.1(馬なり)
坂路を馬なり単走。1週前は坂路で強めに追われて4F53.6-3F39.1-1F12.3秒をマーク。最終の時計は昨年の目黒記念の追い切りの時計とそこまで変わりはないが、ラストは一度見せムチが使われただけで楽に12.1をマークしており、反応は抜群。中間は在厩させたまま調整で、状態は上向き。
ムイトオブリガード(牡5、角田晃一厩舎)
5/22(水)栗東・CW(良)6F81.2-5F65.5-4F50.4-3F37.0-1F11.6(馬なり)
CWで2頭併せ。僚馬のモサ(牡3、500万)を先行させ1馬身先着。コーナーで内から並びかけ、直線の伸び脚はジリジリで僚馬に差を詰められるが、スピードにのってからは一気に突き放して1馬身先着。1週前追い切りではCWを僚馬のモサと併せて6F79.2-1F11.7と好タイムをマークし、半馬身先着。1週前の時計は自己ベスト更新で、最終の追い切りもラストの伸びは抜群。